コーラックに6種類もあるって知っていましたか?

それぞれの違いや成分、効果時間を理解したうえで、自分に合ったものを使うようにしましょう。

 

今回の記事はコーラックの種類別の違いについて紹介します。

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①コーラック

一般的なコーラックといえばこちらを思い浮かべる人が多いと思います。

コーラックの成分と効果

コーラックの主成分は「ビサコジル」というものが含まれていいます。

1回あたり2錠でビサコジル10mg含まれています。

 

ビサコジルは大腸を刺激する効果を持っています。

 

便秘は腸の動きが鈍っていることが一つの原因にあり、その動きを活発にすることによって排便を促します。

腸に作用して排便反射を促す効果もあるので、蠕動運動とともに排便を促進させ、便秘を改善させる効果があります。

コーラックの効果時間は

基本的に慢性で強い便秘にすすめることが多く、コーラックは有効成分が胃ではなく腸内で溶けるようになっているので、効果の出るまで少し時間がかかります。

個人差はありますが、6~11時間を目安として効果が出てきます。

コーラックの副作用は

副作用で1番多いのが腹痛です。

あまりの腹痛の強さにピンクの悪魔とコーラックのことを呼ぶこともあるほどです。

それ以外には吐き気、嘔吐することもあります。

 

また、皮膚症状として発疹、発赤、かゆみなどが出た場合は服用を辞め、医師の診療を受けましょう。

②コーラック2

コーラック2の成分と効果

コーラック2はコーラックと同じように「ビサコジル」が配合されているのですが、コーラックと違う点は「DSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)」というものも一緒に配合されています。

ビサコジルは1錠あたり5mg、DSSは8mg含まれています。

 

このDSSといわれるものは浸潤性下剤ともいわれ、界面活性作用により便の表面張力を低下させて水分が便に入り込みやすいようにするものです。

その効果によって便に水分を与えることによって硬くなった便を柔らかくします。

柔らかく滑りやすくなった弁は腸の中を滑りやすく、排出しやすくなります。

 

コラーラック2は初めて便秘薬を使う人や効果を調整できるので、症状によって服用する量を調整できます。

ある程度効果を調整したい人におすすめできる薬です。

 

15歳以上だと1日1回1〜3錠と幅が広く調整できますが、初めて飲むときや便通がひどくないときは状況を見ながら1錠から始め、そのあとは様子を見て増量、減量をしていきます。

コーラック2の効果時間

コーラックと同様個人差がありますが、6~11時間を目安として効果が発現します。

コーラック2の副作用

コーラックと同じようにビサコジルが入っていますので、1番多いのは腹痛です。

他にも嘔吐、下痢、皮膚症状などの副作用を起こすことがあります。

③コーラックファースト

コーラックファーストの成分と効果

コーラックファーストはコーラック2と同じ「ビサコジル」と「DSS(ジオクチルソジウムスルホサクシネート)」というものが配合されていますが、1錠あたりのビサコジルの量が半量になっています。

1錠あたりで換算するとコーラックファーストはビサコジル2.5mg、DSSが8mg含まれています。

 

半量にしてあることでコーラック2などを1錠から飲んだ時に効き目が強すぎると感じる人や、初めて飲む時に少量から調整したいという人、またコーラック2よりも細かく調整したい人におすすめできるお薬です。

 

15歳以上は1日1回1〜4錠と幅広く量の調整ができますが、やはり初めて服用するときは1錠から服用し効果を確認しながら増量、減量することをおすすめします。

コーラックファーストの効果時間

コーラックと同様個人差がありますが、6~11時間を目安として効果が発現します。

コーラックファーストの副作用

副作用についてはコーラックやコーラック2と同じです。

ひどい症状が出た場合は医師の診療を受けましょう。

④コーラックファイバー

コーラックファイバーの成分と効果

コーラックファイバーは今までご紹介してきたコーラックとは成分が違います。

また、今まで紹介してきた錠剤やカプセルなどとは違い顆粒状の便秘薬です。

 

まずプランタゴ・オバタ種皮(植物せんい)というものが入っていて、これは漢方薬の成分としても有名です。

これは水溶性と不溶性の両方の食物繊維をバランスよく含んでおり、それらが腸内で水に浸かると水分を吸収して膨らみます。

 

水を含んだプランタゴ・オバタ種皮は大きくなり、便のカサましをします。

また保水性も高いため便を柔らかくすることで排便をスムーズにする効果もあります。

 

さらに2つの生薬成分が入っています。

1つ目の「ケツメイシ(決明子)」には小腸で吸収され、腸内環境を刺激、整える働きがあります。

 

2つ目は「センナ」といわれるハーブです。

こちらはセンノシドと呼ばれる成分の効果で腸を刺激し蠕動運動を促します。

 

さらに「パントテン酸カルシウム」「チアミン硝化物(ビタミンB1)」などの腸の働きを整える成分と、「ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)」の皮膚や粘膜を正常に保つ成分が入っているので、整腸作用と肌荒れなどにも効果がある作用があります。

 

コーラックファイバーは生薬や食物繊維などの効果を用いて、自然でスムーズな排便を期待したい人におすすめです。

用法・用量もコーラックやコーラック2とは違い、朝夕の空腹時(又は食前あるいは食間)に15歳以上で1日2回です。

1回につき1包から飲むようにしましょう。

コーラックファイバーの効果時間

効果発現までは個人差がありますが10〜15時間程度かかるといわれています。

コーラックファイバーの副作用

15歳未満は服用しないこととなっていて、服用年齢なども違うのでかならず添付文書などの用法・容量を守って服用しましょう。

これも腸の蠕動運動を促進する効果があるため、腹痛が出ることが多いです。

そして、嘔吐や下痢になってしまうこともあります。

⑥コーラックハーブ

コーラックハーブの成分と効果

コーラックハーブは一部コーラックファイバーと同じ成分が入っています。

まずは先ほども話しました「センナ」由来のセンノシドの効果で腸の蠕動運動を活発にしますので、腸の動きが低下している便秘にも効果的です。

 

そして「甘草(かんぞう)」と呼ばれる生薬が入っています。

これは先ほどのセンノシドの効果で大腸を刺激し、蠕動運動を活発にすることで一緒に起こってしまう腹痛などを抑える効果があり、センノシドの作用を優しくサポートするような働きをします。

そのため腸がデリケートで痛みを感じやすい人はこちらがおすすめです。

コーラックハーブの効果時間

薬を飲み始めてから9〜12時間程度で効果が現れるのが目安です。

コーラックハーブの副作用

他のコーラックの種類よりは起こりにくいですが、腹痛が出ることがあります。

コーラック坐薬

コーラック坐薬の成分と効果

今までご紹介してきた内服薬とは異なり坐薬で、お尻から入れる薬です。

「炭酸水素ナトリウム」「無水リン酸二水素ナトリウム」という二つの成分が入っています。

 

これらは直腸内で徐々に溶解して炭酸ガスを発生させます。

ガスが発生して大丈夫なの?という疑問を持つ方もいるかもしませんが、炭酸ガスとは二酸化炭素のことでもともと人間の腸内にはこのガスが存在し腸の動きを活性化してくれます。

 

さらにこの効果は直腸だけを刺激するため、腹痛をおこしにくく便通を促す効果が発揮されます。

そのため腸に優しい薬で、便秘に対して浣腸を用いることがあると思いますが、それが苦手な人や既に試したけど効果がない人におすすめできる薬です。

コーラック坐薬の効果時間

また内服の薬と違うのは成分や作用機序だけでなく、効果発現時間にも違いがあります。

個人差もありますが、通常使用してから10〜30分の間で効き始めます。

即効性がありますのですぐに便秘改善効果を得たい人にもおすすめです。

コーラック坐薬の副作用

副作用としてショックなどのアレルギー症状が稀に起こることがあります。

これはなんの薬にしてもあることですが、胸苦しさや息苦しさ、冷や汗など体に異変を感じたら医師の診療を受ける必要があります。

 

また、いくら腹痛をおこしにくいとは言え直腸内で薬を入れるため腹部の不快感や腹痛を感じることもあります。その時も使用を中止しましょう。

まとめ

とにかく初めての人はコーラックファーストを1錠から始めるのがおすすめです。

コーラックファーストで適量を決めることができれば、1番良いです。

 

そして、量を調節してみてもビサコジルで副作用が強い場合はコーラックファイバーやハーブに変更してみましょう。

 

コーラックは便秘を一気に解消してしまう効果は強いですが、効き目はかなり強力です。

常用してしまわないように、ここぞというタイミングで使うようにしましょう。

おすすめしたい使い方は、便秘解消するために行うときの最初のリセットに利用することです。

 

食物繊維や乳酸菌を便秘が長く続いているときに詰め込んでも、解消はなかなかできません。

そこで、最初にスッキリ出しておくことで、便秘解消を進めやすくするのです。

 

便秘解消の進め方はこちらの記事を参考にしてみてください↓↓

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参照ページ:大正製薬ホームページ