普段から甘酒をよく飲んでるという人は少ないかもしれませんが、この甘酒が栄養豊富でいろいろな効果を持っています。

 

妊婦さんや赤ちゃんにもおすすめできる甘酒もあるので紹介します。

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甘酒には2種類ある

あまり知られていないかもしれませんが、甘酒には作り方が違うもので2種類あります。

 

・酒粕から作る甘酒

日本酒を作ったときに出来る酒粕(さけかす)を水で薄めて、砂糖などで甘くしたもの。

 

この酒粕から作られている甘酒の方が多く流通しており、甘酒といえばこちらを想像する人が多いと思います。

 

お酒を作った後に出るものなので、アルコールが少ないですが含まれるので飲む人を選びます。赤ちゃん、妊婦さん、お酒に弱い人は飲まない方が良いでしょう。

 

・米麹から作る甘酒

米麹(こめこうじ)はお米に発酵に必要な菌を繁殖させているものです。この米麹とお米を使って発酵させて作る甘酒は、ほんのりと甘く砂糖などで味付けする必要がありません。

 

また、アルコールが出来ないので妊婦・赤ちゃんなど誰でも飲むことができます。

 

商品が少なくスーパーなんかじゃ見つかりにくいかもしれません、そして酒粕の甘酒より値段が高くなります。

 

酒粕、米麹どちらから作る甘酒も効果はすごいのでそれぞれ紹介していきます。

 

酒粕と米麹の栄養

まずは基本的な栄養についてです。

 

 

 

基本的な栄養素は似ていますね。どちらも栄養が豊富です。さらにどちらも必須アミノ酸が9種類入っています。

 

飲む点滴と呼ばれているのは米麹から作られた甘酒なのですが、米麹から作られるとブドウ糖など点滴の成分に似たものになるからです。

 

ただ、栄養成分としては似たようなものなので栄養補給としてなら、どちらでも良いでしょう。

 

タンパク質

筋肉、髪の毛、お肌などを作っている、健康には必須の栄養素。

 

ビタミンB1

エネルギーを作る代謝を助ける役割と、神経の働きを正常に保っています。

 

ビタミンB2

疲労回復、お肌や髪の毛を綺麗にする効果。

 

ビタミンB6

細胞の働きをサポートする働きがあり、ターンオーバーを活発に。

 

ナイアシン

エネルギーを作るのを助ける代謝に関わっています。皮膚や粘膜を正常に保っています。

 

葉酸

細胞分裂を助ける働きがあり、お肌、髪の毛などターンオーバーを活発にします。

 

パントテン酸

代謝を助ける、免疫力の維持、ホルモンの合成に関わっています。

 

亜鉛

細胞を作るために必要な栄養素、髪の毛や皮膚を綺麗にします。

 

ビタミンとミネラルをバランスよく持っているので栄養不足のときには最高ですね。基本的な栄養素と働きは上に書いた通りですが、甘酒には他にも特徴的な効果を持っています。

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甘酒の効果とは?

酒粕から作るものと米麹から作るものには、効果はほとんど同じなんです。(米麹から作られるものがすごいと紹介しているサイトもありますが、間違いですね)

 

少しですが栄養の差は上に書いてるようにありますが、甘酒にしてしまったらほとんど同じになります。

 

酒粕・米麹から作られる甘酒の成分には美容と健康に良いものがたくさんです。

 

便秘解消

酒粕・米麹が持っているタンパク質は特別でレジスタントプロテインと呼ばれるものが多いのです。

 

これは、タンパク質なのですが消化されにくく、食物繊維に近い働きをしてくれます。

 

また、腸管の中の脂肪を吸収する効果もあります。これにより便のかさが増し、腸への刺激となり腸を動かしてくれます。それだけでなく、便の脂肪分が増えるので柔らかくなり動きが良くなるのです。

 

これだけでなくレジスタントプロテインは腸内の善玉菌のエサとなるので、善玉菌を増やす効果まで持っています。

 

そして食物繊維も含まれていたり、麹菌も善玉菌を増やしてくれるので、腸内環境を整えて便秘解消効果があるのです。

 

糖尿病予防

酒粕・米麹には血糖値を下げるインシュリンと似た作用を持つ成分が含まれています。

 

そのため急激な血糖値の上昇を抑えて、糖尿病予防になります。ただし、甘過ぎる甘酒を飲みすぎると逆効果なので注意しましょう。

 

悪玉コレステロールを下げる

悪玉コレステロールの数値を下げる効果が酒粕にはあります。悪玉コレステロールの数値を上がらないようにしてくれるので高血圧、脳梗塞、心筋梗塞、動脈硬化の予防につながっています。

 

免疫力アップ

甘酒にはαハイドロオキシ酸という成分が含まれています。これはリンパの働きを活性化する効果があります。

 

リンパが活発になると免疫力がアップするので、風邪をひきにくくなったり、ガン予防にもなります。

 

アレルギーの改善

花粉症やアトピーなどのアレルギーは免疫の異常なのですが、酒粕にはこれを改善する成分が含まれているのとが分かりました。

 

アレルギーを起こす抗体を作るために働くカプテシンBという酵素があります。このカプテシンBを阻害する効果が酒粕には含まれているのです。

 

つまり、甘酒を飲むとアレルギーを起こす抗体が減るので、改善される可能性があります。

 

骨粗しょう症予防

とくにホルモンの関係で多い骨粗しょう症を予防してくれる効果もあります。

 

甘酒は骨を壊してしまう物質の邪魔をして、骨がスカスカにならないようにしてくれるのです。

 

美肌になる

甘酒には美肌に必要なビタミンBが豊富で、腸内環境を整えることで、美肌効果に期待ができます。

 

また、レジスタントプロテインは脂肪を吸着してくれるので余分な脂肪を摂らずにすみます。

 

そして、シミやソバカスの原因となるメラニンが作られるのを防いでくれる成分まで含まれています。

 

甘酒を飲む1日の量は?

甘酒を飲むのであれば、続けたほうが効果は出ます飲み続けることで腸内環境は安定していくからです。

 

そして1日に飲む甘酒の量は200mlくらいにしましょう。甘酒は糖分が含まれているので、飲みすぎるとカロリーが多くなってしまいます。

 

どれだけ身体に良いと言っても飲みすぎは逆効果なので注意しましょう。

 

甘酒の便秘解消の効果は?

甘酒が便秘に効くというのは上に書いたとおりで、レジスタントプロテイン、食物繊維、麹菌が腸内環境を整えてくれるのです。

 

この効果は酒粕、米麹のどちらからでも得られますが気をつけないとダメなポイントがあります。

 

それは、糖分です。

 

酒粕から作られる甘酒はそのままでは全く甘くないので、砂糖などを加えて甘くします。

 

砂糖は腸内の悪玉菌を増やしてしまい、腸の動きを悪くしてしまうのです。つまり、便秘に効くからと思って飲んだ甘酒に砂糖が大量に使われていると、便秘が悪化する可能性があります。

 

米麹から作られる甘酒は菌の発酵が進むときにブドウ糖が作り出されます。ブドウ糖は口から入るとすぐに吸収され、ほとんど腸には届きません。

 

そのため、腸内環境が悪化するようなことはありません。(米麹から作られたものでも砂糖が入った商品はあるので、原材料はチェックしましょう)

 

便秘解消目的で飲む場合は酒粕から甘酒を自作して、甘さ控えめなものを作るのは1つの手です。もしくは、米麹の甘酒を飲むようにしましょう。

 

妊婦・赤ちゃんは甘酒を飲める?

最初に書いたように米麹から作られた甘酒にはアルコールは含まれていないので、妊婦さん、赤ちゃんも飲むことが出来ます。

 

赤ちゃんに与える場合は1歳くらいの離乳食後期くらいから与えても大丈夫です。米麹とお米が原材料なのでアレルギーが起こりにくいものですが、まずはスプーン1杯くらいから始めてみましょう。

 

酒粕から作られる甘酒にはアルコールが含まれています。加熱してアルコールを飛ばせば大丈夫と言われたりしますが、なかなか大変です。

 

甘酒の商品として売られているものを加熱してアルコールを飛ばすのは大変で、酒粕から作る時も80℃以上に加熱して◯◯分など手間がかかります。

 

それでもなんだかお酒臭いなんてことは多いので、きちんとアルコールが飛んだか心配になります。

 

妊娠中や赤ちゃんには米麹から作られる甘酒を飲んだほうがよいと思います。

 

まとめ

甘酒のすごい効果を知ってもらえましたか?栄養がかなり豊富なのでぜひ続けたい飲み物です。

 

とくに便秘気味だと嬉しいものがたくさん入っています。甘酒は発酵食品でこれ以外にもいっぱい便秘に良いものはあります。

自分にとってコレ!というものを見つけていきましょう。