便秘になっているとなぜだか胃痛があるということがあります。

 

この原因はいったい何なのでしょうか?

便秘と胃痛の関係について紹介していきます。

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便秘と胃痛の関係とは?

便秘は大腸で、胃痛は胃で出るもので場所は違います。

しかし、胃腸とひとくくりにされることがあるくらい密接な関係を持っています。

 

胃と腸の働きは自律神経によって調節されています。

調節している元が同じなので便秘と胃痛が同時に起こっているとかきには、原因が同じということも少なくありません。

 

胃痛と便秘がなぜ同時に起こるのか、どんな関係があるのか見ていきましょう。

 

胃痛と便秘が同時に起こる原因

胃痛と便秘が起こる原因を大きく分けると4つあります。

 

  • 他の病気による
  • 自律神経の乱れから
  • 便秘から胃痛が起こる
  • 胃痛から便秘が起こる

 

中には自力では治すことが出来ないようなもの、放置しておくと危険なものもあります。

あなたが胃痛と便秘の症状に悩んでいるのなら、どれに当てはまるのか確認してください。

 

他の病気で便秘と胃痛が起こる

胃と腸ではないところの病気や突発的な腸の異常から胃痛と便秘が起こることがあります。

例えば腹膜炎が起こっていると、炎症が胃と腸にも炎症がおよび胃痛が起こり、腸の動きが低下していまいます。

 

大腸ガン、子宮筋腫、腸捻転などで腸が塞がれてしまうと便が通れなくなります。

腸が完全に塞がれてしまうと逆流が起こってくるため、胃が刺激されて痛みが起こります。

 

また、潰瘍性大腸炎という原因が解明されていない病気では大腸に強い炎症が起こるため、胃が痛く感じてしまうことがあります。

 

他の病気から胃痛と便秘が起こるときには、これ以外にも症状がないかどうかは大事です。

  • 強い腹痛
  • 血便
  • 悪寒
  • 発熱
  • 今まで大丈夫だったのに、いきなり便秘になった

 

こういった症状があるなら、他の病気で起こっている可能性が高くなります。

早く病院へ行くようにしましょう。

 

自律神経の乱れから

自律神経の交感神経と副交感神経によって胃と腸の働きを調節しています。

強いストレスを受けると自律神経が乱れてしまうことは有名です。

交感神経と副交感神経のバランスが崩れてしまい、うまく調節出来なくなってしまうと胃痛と便秘が起こるのです。

 

この場合、胃や腸が動きすぎてしまうことが多くなり、過敏性腸症候群、神経性胃炎という病気になっている可能性があります。

腸は動きすぎると便を上手く動かすことが出来なくなるので便秘になります。

胃は必要以上に動きすぎ痙攣してしまうと、痛みを生じるのです。

 

過敏性腸症候群には下痢になる、便秘になる、下痢と便秘を繰り返すと症状が人によって違います。

神経性胃炎は胃痛、胸焼け、嘔吐も引き起こすことも。

 

これ以外の症状としては頭痛、身体がだるい、疲れが取れないなどが出てくることもあります。

 

また、胃痛と便秘があるのに病院の検査では異常がみられないというときには過敏性腸症候群もしくは慢性胃炎になっている可能性が高いでしょう。

 

便秘で胃痛になる原因は?

同時に便秘と胃痛が起こっているのではなく、便秘からくる胃痛というものもあります。

便秘によって便が溜まって、ガスが発生することで腸が膨らみ大きくなります。

それが他の臓器を圧迫して胃を刺激してしまい胃痛が出ることがあるのです。

 

また、便秘が悪化していき腸に便が溜まりすぎてしまうと、胃から腸へと食べ物が進まなくなってしまいます。

そして腸から胃へと逆流することになり、それが胃を刺激するので胃痛が起こります。

 

軽い便秘では起こることが少なく、便秘がかなり悪化しているということが考えられます。

さらにひどくなってくると、胃痛だけでなく嘔吐してしまうほどひどい状態になっていきます。

 

胃痛で便秘になる原因は?

胃痛が起こるのは辛いもの、アルコール、ストレスによる胃酸過多などによって胃が荒れてしまうことが原因です。

このときには胃の機能が低下するため、食べたものをうまく消化しきれず、消化不良のまま腸へと食べ物が進んでいきます。

 

消化不良の食べ物を腸内の悪玉菌がエサとして増殖してしまい、有害物質を作り、腸内のpHをアルカリ性へと変化させていきます。

腸はアルカリ性になってしまうと動きがかなり悪くなってしまうので、便秘を生じさせるのです。

 

胃痛が起こる病気は

胃の異常から便秘が起こってしまうことがあるのは分かったと思いますが、胃痛が起こることがある病気のことも知っておきましょう。

 

胃潰瘍

文字通り胃に穴が開いてしまう病気です。

自分で出した胃酸によって胃がダメージを受けすぎることが原因です。

症状は胸やけ、真っ黒い便が出る、げっぷ、空腹時に胃が痛いなどがあります。

 

胃アトニー

胃下垂が原因となって胃が下の方に下がってしまっている状態です。

胃の動きが悪くなるので、胃もたれ、胸やけ、すぐに満腹になる、胃が張っている感じなどが起こります。

 

腫瘍

胃に腫瘍が出来てしまう病気です。

胃痛、胸やけ、吐き気、吐血、血便が起こり、症状だけでは腫瘍が出来ているとは診断できません。

 

胃けいれん

胃の筋肉が激しく収縮して痙攣したようになり、突然の強い痛みが生じます。

これが起こる原因はいろいろあり、ガン、潰瘍、便秘、胆石、膵炎によって起こることがあります。

 

胃痛が起こる病気はいくつもありますが、どれもここから便秘が起こる可能性はあります。

何か気になる症状があるときには早く病院へ行くようにしましょう。

 

胃痛と便秘があるとき病院では何を診るのか

胃痛と便秘があるときには、病院に行った場合に何を診るのでしょうか。

医師の問診によっていろいろ検査方法は変わりますが、どんなものがあるのか紹介します。

 

・胃カメラ

胃の状態を確認するために選択することが多いです。

胃炎や胃がん、食道炎などを発見することが出来ます。

 

・大腸内視鏡

大腸の状態を確認するために、とくに便に赤い血が混じっているなら選択されます。

大腸がん、潰瘍性大腸炎などを発見することが出来ます。

 

・レントゲン

胃と腸の状態を確認するために行われます。

胃下垂、ガン、胃憩室、胃炎、十二指腸潰瘍、胃潰瘍を発見することが出来ます。

 

基本的にはこの3つを使うことが多いです。

これを行って胃炎や大腸炎が見つからず原因が分からないときに神経性の胃炎、過敏性腸症候群の可能性があると診断されます。

 

便秘と胃痛の両方の解消法は

便秘と胃痛を解消する方法は原因によって違ってきます。

 

他の病気が原因のとき

  • 激しい腹痛
  • 悪寒
  • 血便
  • 発熱
  • 突然の便秘、胃痛(今までなかったのに)

 

この場合は、他の病気によって起こっている可能性があるので、病院へ行く必要があります。

腸が塞がれてしまっているときには、それを解消しないと危険なこともあるので注意が必要です。

 

自律神経の乱れが原因のとき

自律神経の乱れで起こる便秘と胃痛は、原因となっているストレスを解消する必要があります。

ストレスを解消しないと便秘対策、胃痛対策だけでは根本的な解決になりません。

 

まずはストレス解消を1番に考えて、それと同時に便秘と胃痛の対策を行っていきます。

胃痛から便秘が起こるとき、便秘から胃痛が起こるときにも対策は胃と腸の両方に良いことをしていくことになります。

具体的にどんなことをしていくのか見ていきましょう。

 

生活習慣

生活習慣を見直すことは胃痛と便秘が同時に起こるようなときにはかなり大事になってきます。

規則正しい生活を送って、ストレスを少しでも軽くする必要があります。

 

ストレスを解消するためには湯船にゆっくりつかる、深呼吸する、本を読む、身体を動かすなど自分に合ったものを見つけていきましょう。

 

生活習慣は睡眠時間の確保、ゆっくり噛んで食べる、食事の時間を一定にということで出来るものからやっていくしかありません。

 

食べ物

まず大事なことは刺激物は食べないということです。アルコール、揚げ物、辛いもの、冷たいもの、カフェインなど胃腸に刺激となるものはやめておきましょう。

そして、腹8分目までに抑えて良く噛み、胃腸の負担を軽くしてあげるのが大事です。

 

また、消化が良く胃に優しい食べ物で胃腸の調子を整えてくれるものを選んで食べるようにします。

やはりおすすめは発酵食品でヨーグルト、味噌、しょうゆ、甘酒など腸内の善玉菌を増やすものが良いです。

 

お肉中心になっているのであれば、野菜中心に変えていく必要があります。

いきなり野菜を増やすと消化不良になることもあるので徐々に増やしていってください。

 

善玉菌を増やす

食べ物のところでも書きましたがかなり大事なことです。

腸内の善玉菌を増やすと悪玉菌が自然と減っていきます。

善玉菌が増えると腸内環境が酸性になっていき胃腸の動きが良くなります。

(動きすぎるという意味ではありません)腸内環境が整ってきて胃腸の機能が回復してくれば、便秘と胃痛が改善されやすくなります。

 

腸内環境が良くなるとストレスにも強くなれます。

腸は第2の脳と言われるくらい密接な関係があるので、腸内環境が良くなることで自律神経のバランスも改善することにつながるのです。

 

ヨーグルトなどを毎日摂り続けるのが難しいのであれば、乳酸菌サプリメントなどを上手に利用してみてください。

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水分補給

水分が少ないと便が進みにくくなる便秘の原因になってしまいます。

 

冷たいもの、炭酸など刺激があるものを飲まないように、常温か温かい飲み物でしっかりと水分補給しましょう。

1日に2リットルくらいは水分を補給したいのですが、普通の食事をしていれば1リットルくらいは摂れています。

 

残りの1リットルを200ミリリットルくらいずつ小分けにして補給していきましょう。

 

便秘薬はダメ

胃痛と便秘があるときに便秘薬を使うのは良くありません。

(どんな時でも便秘薬はやめた方が良いですが・・・。)

胃痛と便秘が両方あるときの原因の多くはストレス⇒自律神経の乱れ⇒胃と腸が動きすぎる。ことにあります。

 

便秘薬のほとんどは腸を無理やり動かすことで便を出すというもので、刺激性があるのです。

胃腸が動きすぎて胃痛と便秘が起こっているところに便秘薬で動かすとさらに悪化させる可能性あります。

 

また、便秘薬は常習性があり使えば使うほどに効き目が低下していき量が増えていってしまいます。

どうしても使わないと苦しいときだけに利用しておきましょう。

 

まとめ

突発的に胃痛と便秘が起こったのでなければ、解消するためには生活習慣、食生活を見直すことが大事です。

そしてストレスが大きな原因になっている可能性が高いということは忘れないでください。

 

ストレス社会なので解消するのは本当に難しいです。仕事や勉強を放り出すわけにもいかないからです。

自分がどうやってストレス解消をするものはゆっくりでも探していく必要があります。

 

1番良いのは遊ぶことでしょう。遊んでいるときには嫌なことは考えていないからです。

それでも、ストレス解消法が見つからない!というのであれば、他人のストレス解消法を真似してみると良いでしょう。

人が実践していることで、自分がやりたくないなと思うことはしないでいいだけです。

 

ストレス解消法を実践しながら、探しながら、胃腸に良い生活習慣を続けていくようにしましょう。