便秘のときに起こる腹痛はかなりツラいです。

そんな場合には、どんな便秘薬を使えば良いのでしょうか。

 

今回の記事では、便秘で起こる腹痛に効く便秘薬について紹介します。

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便秘で起こる腹痛の原因

便秘で起こる腹痛の原因は2つです。

  1. お腹の張り
  2. 溜まったガス

1.お腹の張り

腸の中に便がどんどん増えていくと腸が膨らんでいきます。

そして、腸の周りの神経や内臓を刺激することで、痛みが起こります。

2.ガス

便秘になると悪玉菌が増えてガスを作り出していきます。

このガスで腸が膨らむため、腸の周りの神経や内臓を刺激することで、痛みが起こります。

 

どちらが原因でも大きく膨らんだ腸によって腹痛が起こるのです。

この便秘で起こる腹痛に効くのはどんな薬があるのでしょうか。

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ガスを抜く薬

溜まったガスを抜くことで腹痛が和らぎます。

ガスピタン

腸に溜まったガスに対しては、『ガスピタン』という薬が良いでしょう。

  • ガスだまりをつぶして消す(消泡剤)
  • ガスの原料を消化する(消化酵素)
  • ガスを溜まりにくくする(乳酸菌)

ガスピタンはこの3つの効果で、腸のガスを抜いて防いでくれます。

 

チュアブルタイプなので、水が無くても飲むことができます。

お腹が張ったなという時に飲むと良いでしょう。

すぐに排便する薬

とにかく溜まっている便をすぐに出すことで、腹痛が収まります。

浣腸

これが最速の薬で、薬局で手に入ります。

浣腸をしてから15分以内に排便することができます。

 

排便のタイミングが計りやすく緊急用としておすすめです。

ただし、腹痛が1時的に強くなる可能性があります。

また長期間使っていると浣腸しても排便ができなくなってしまう可能性があるので乱用は避けましょう。

刺激性便秘薬

刺激性の便秘薬なら6~12時間後に排便することができます。

飲み方のおすすめは、寝る前に飲んで朝に出すというタイミングです。

(できれば休みの前の日に飲みたいです)

 

  • センナ
  • センノシド
  • ダイオウ(大黄)
  • ビサコジル
  • ピコスルファートナトリウム

これらが成分として入っているものが、刺激性便秘薬です。

 

副作用として強い腹痛が出ることがあります。

こちらも飲み続けると、慣れてしまい便秘を悪化させることがあります。

非刺激性便秘薬

非刺激性便秘薬は、半日程度で排便することができます。

ただし、効果が優しいのでしばらく飲まないと出ないという人もいます。

 

  • 酸化マグネシウム
  • 水酸化マグネシウム

この2つが成分として入っているものが、非刺激性便秘薬です。

腸への刺激が少なくて腹痛が出ることが少ない優しい便秘薬と言われています。

便秘薬についてはこちらに詳しく書いているので参考にしてください。

⇒⇒【便秘薬】下剤の種類と効果は?副作用はある?

便秘の腹痛にはロキソニンは効く?

痛み止めと言えば『ロキソニン』ですが、便秘の腹痛にも効果はあるのでしょうか。

答えは・・・あまり効果が無いと思っておいて良いでしょう。

 

というよりも、便秘で起こる腹痛にロキソニンは飲まない方が良いです。

胃粘膜を荒らしてしまう副作用があるため、腹痛を悪化させてしまうことも考えられます。

 

また、解熱鎮痛薬は便秘薬ではないので根本的な改善にはならないため、便秘薬を服用したほうが効果は高いでしょう。

けいれん性便秘には薬は注意

ストレスなどで自律神経が乱れることで起こるのがけいれん性便秘です。

これは、大腸がけいれんするように動きすぎることで便をうまく運べないものです。

 

この場合には、上に書いたロキソニンは少し効果はあります。

ただし、刺激性便秘薬を使うと、便秘や腹痛は悪化してしまいます。

 

大腸がけいれんして便秘になっている状態で、刺激してしまう便秘薬は逆効果。

けいれん性便秘に対しては、対策が少し違うので注意しましょう。

⇒⇒なぜストレスで便秘になってしまう?その原因と対策!

とんでもないお腹の激痛は腸閉塞かも

便秘によるお腹の張りなど不快な症状だけではなくて激しい腹痛を伴う場合は、腸閉塞の可能性も考えられます。

初期の腸閉塞では

  • 腹部膨満感
  • 動けないほどの腹痛
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 冷や汗

など、便秘と似ている症状がみられるのです。

ただ便秘との大きな違いは急激な腹痛が起こることで、その痛みは激しい痛みが継続する場合と、強い・弱いといった痛みを交互に繰り返す場合とがあります。

 

腸閉塞がつづくと命の危険もあるので注意が必要です。

症状の見分け方については⇒便秘で腸閉塞になる!?症状の違いは?

 

その他、腹痛が便秘のせいではない病気の可能性もあります。

⇒⇒【痛みの場所別】あなたの腹痛の原因は!?

便秘薬の乱用は要注意

便秘に悩む方の中には、即効性やすっきり感を求めて刺激性の便秘薬を服用する方もいます。

乱用してしまうと様々な問題を引き起こしてしまいます。

 

長期間乱用すると慣れてしまい効果が弱くなっていきます。

さらに習慣化して、便秘薬がないと排便できなくなってしまうことがあるのです。

 

便秘薬は慢性化してしまって、どうしようもないときにしておきます。

そして少しずつ使う回数を減らしながら、腸の環境を整えていくことで最終的には便秘薬無しで排便できる身体づくりを目指しましょう。

薬に頼らずに便秘の腹痛を和らげる

 薬を使わなくても、腹痛を和らげる方法はいくつかあるので試してみてください。

これが無理なときに薬を使うと良いでしょう。

ヨガ

ガスを抜く方法には様々ありますが、そのひとつとしてヨガがあります。

猫のポーズ

  • 四つん這いになって手を肩幅に開く
  • 息を吸いこみながら、上体をそらし首も一緒に伸ばす
  • ゆっくりと息を吐きながら姿勢をもとの状態に戻し背中を丸める

動画で見ると分かりやすいです⇒猫のポーズ

ガス抜きのポーズ

  • 仰向けで寝ます
  • 膝を抱えて、5回深呼吸する
  • 元に戻す

動画で見ると分かりやすいです⇒ガス抜きのポーズ

お腹のマッサージ

手のひらで1分程度おへそ周辺を撫でるマッサージだけでも、お腹が温まって腸が動くのでガスが抜けます。

マッサージについてはこちらの記事

便秘を解消するツボとマッサージの方法は!

お腹を温める

お腹を温めると、痛みが軽くなります。

さらに腸の動きが活発になるので、ガス抜きと便秘解消にも効果があります。

おすすめは白湯を飲むこと。

お水をレンチンして、15分くらいかけてゆっくり飲みましょう。

 

また、使い捨てカイロをお腹に貼るのも効果があります。

長時間使って低温やけどにならないように気をつけてください。

 

便秘でお腹が痛い時にこちらの記事も参考に

⇒⇒便秘で腹痛が起こってしまう5つの原因と解消方法は!?

まとめ

便秘で起こる腹痛に対して、どんな薬を使えばよいのか分かったでしょうか。

その前に、お腹を温めてガス抜きポーズを試してください。

 

これでもダメな場合は『便秘薬』を使うことになります。

ガスが張るのがひどいときには『ガスピタン』を試してみてください。

 

ただし、便秘を解消していくことが根本的解決なので、薬に頼らないように便秘解消していくようにしましょう。

こちらの記事を参考に⇒私はこうやって便秘を解消した!