便秘になってませんか?

その原因の1つに便意を我慢することがあります。

 

なぜ我慢することで便意になってしまうのでしょうか。

また、我慢が原因で便秘になっているなら、どう解消すればよいのか紹介していきます。

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排便のしくみ

食べたものは胃から小腸、小腸から大腸へと送られていき、消化吸収されながら便が作られていきます。

 

そして便が肛門付近までくると、脳へと信号が送られて、脳は排便しなさいとう命令を出します。

この命令によって便意が起こり、いきむことで排便されるのが正常です。

 

便意が起こっているのに、我慢してしまうことで便秘を引き起こしてしまいます。

なぜ我慢は便秘の原因になってしまうのでしょうか。

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なぜ我慢は便秘の原因になる?

便秘の原因は食生活が大きく影響していることは有名ですが、便意を我慢することも大きく影響しています。

 

便意を我慢してしまうことが続けば続くほど、便意が起こらなくなります。

  • 肛門付近に便が来ているという信号が送られなくなる
  • 信号が送られても脳が命令を出さなくなる
  • 脳が命令しても、反応が弱くなる

 

脳から命令が出ているのに我慢するのが続けば続くほど、ウンチをしたいという便意が起こらなくなるという怖い状態になってしまうのです。

我慢で起こる便秘が続くと危険

我慢による便秘は、一時的な問題ではありません。

排便が起こらないと、次々と大腸に溜まっていきます。

 

この結果として大腸が伸びていくため、本来の働きを失い、動きがなくなってしまいます。

伸びてしまった大腸はすぐには元に戻ることはありません。

 

大腸に便が次々と溜まっていくと、便から水分がどんどん吸収されてしまうので、カチコチでコロコロの便になります。

こうなると、まったく便が動けなくなるので、さらに便秘が悪化して全く出ない状態が続きます。

 

あまりにもひどくなりすぎると自力で出すことが出来なくなります。

肛門から便を出す「摘便」の処置をしたり、大腸が完全に便でふさがってしまって、緊急手術という危険な状態になることもあります。

なぜ我慢してしまうのか

便意が起きているのに我慢してしまうというのは、人それぞれですが理由はあります。

 

・仕事で我慢しないとダメ

会議中や外出していて我慢する必要がある場合。

 

・朝は時間が無いのでトイレに行く時間が無い

これは多いですが、起きる時間が遅くなるためトイレの時間が取れない場合。

 

・人前でトイレに行けない

女性に多いですが、人がいるときにはトイレに行くことが出来ない場合。

小中学生の便秘の原因もこれが理由のことがあります。

学校のトイレって行きづらいことは少なくありません。

 

・自力でトイレに行くことが出来ない

介護中のお年寄りの便秘原因になることが多いです。

トイレ行きたいと言えないと遠慮していることもあります。

 

・お尻が痛い

痔があって、いきむと痛みがある場合ですが、これは恥ずかしがらずに病院へ行って早く治すべきです。

 

トイレに行くのを我慢してしまうというのは、自分で分かっていて解決することが出来るなら良いです。

し かし、小さいお子さんや介護中のお年寄りの場合は、周りの人が気づいてあげる必要があります。

我慢が原因で起こった便秘を解消する

我慢してしまって起こった便秘を直腸性便秘と言います。

これを改善していくのは、早ければ早いほど良いです。

 

慢性化してしまうと反応が無くなるため、すぐには解消できないからです。

①我慢しない

とにかく、便意は我慢しないことが大事です。

便意が引っ込んでしまうと、次のタイミングまで待たないとダメです。

 

次に次にと先延ばしするほどに便は出にくくなります。

便意を少しでも感じたらすぐにでもトイレに行く習慣にしましょう。

②朝にトイレ

これも大事なことで、我慢による便秘解消するためには、毎朝トイレの時間を確保しましょう。

朝ごはんの後が最も便が出やすいタイミングです。

(空腹時に食べ物が胃に入ると反射が起こるため)

 

つまり、朝ごはんを食べて、トイレに行く時間を作るためには早起きする必要があります。

最初は出なくても、継続してトイレに座るようにしましょう。

 

朝ごはんの後には便が出るというのを習慣づけていくのです

③寝起きにお水

寝起き5分以内の空腹時に冷たい水(硬水のミネラルウォーターがおすすめ)をコップ1杯飲みます。

空腹時に冷たい水を飲むと胃からの反射で腸が活発に動き出すのです。

 

ミネラルウォーターに含まれているマグネシウムは便を柔らかくする効果も持っています。

(冷たい飲み物でお腹が痛くなる場合は、レンジでチンして温めるのが良いです。)

④水分をしっかり摂る

カチコチになってしまった、便に水分を与えるためにも水分補給は大事です。

また、水分をしっかり摂ることで血行が良くなるので、大腸の動きも活発になります。

 

1回にコップ1杯くらいの量を1~1.5リットルくらいは水分補給しましょう。

(カフェインが入っていない、甘くない飲み物)

⑤水溶性食物繊維を摂る

我慢することで起こる直腸性便秘は便が硬くなってしまいます。

このため、便に水分を与える効果を持っている水溶性食物繊維を積極的に摂る必要があります。

 

海藻、オクラ、納豆などのネバネバした食べ物に豊富に含まれています。

その他に水溶性食物繊維が豊富な食べ物は↓↓ 

便秘解消にはとにかく水溶性食物繊維!?どんな食べ物・野菜が良い?

⑥オリーブオイルを摂る

オリーブオイル(エクストラバージンオイルと書いてあるもの)を1日にスプーン2杯摂るというのもおすすめです。

油分は便のすべりをよくするので、出やすくなるためです

 

便秘にも良い成分が含まれているオリーブオイルにしましょう。

⑦痔は治す

痛みがあっては、いきむことが出来ません。

痔がある場合は、すぐにでも治す必要があります。

 

痛みがそれほど強くない場合は、市販薬でも良いので早く試しましょう。

痛みが強い、市販薬の効果が無いのであれば病院へ行くべきです。

⑧マグネシウムの下剤を使う

慢性化してしまっている状態では、なかなか解消するのは難しいので、下剤をうまく利用してみましょう。

 

副作用が少ない酸化マグネシウムが主成分の下剤が良いでしょう。

(刺激性のある下剤はひどい腹痛を引き起こすことがあります)

 

酸化マグネシウムの下剤は水分を大腸に集めることで、便を柔らかくすることが出来るので、排便しやすくなります。

酸化マグネシウムの詳細はこちらの記事↓↓ 

酸化マグネシウムの効果と副作用は?効かないときは?

⑨善玉菌を増やす

便秘になっていると腸内環境が悪化しており、悪玉菌が増えています。

悪玉菌によってさらに便秘を悪化させるということも起こるので、なるべく減らしていきます。

 

悪玉菌を減らして善玉菌を増やすためには、ヨーグルトなどの発酵食品を毎日続ける必要があります。

なかなか、毎日続けるのが大変ならスプーン1杯で善玉菌を増やす方法もあります→→善玉菌をオリゴ糖で増やす

まとめ

我慢してひどくなった便秘をスーパー便秘と言うくらい頑固な治りにくいものです。

 

ちょっとの便意でもトイレに行って座る 朝に排便の時間を作る この2つはとくに大事なので、必ず行うべきです。

少しでも早く解消できるように継続していきましょう。