黒い便が出るのは正常ではありません。

これが続いているのは、ちょっと要注意なことです。

 

ちゃんとした健康な便の色は分かっていますか?

今回の記事では、黒い便が出る原因について、病院へ行く場合は何科にすればよいのか説明していきます。

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正常な便の色は

食生活によっても少々違いますが、やや薄めの黄土色~茶褐色までが一般的に正常な便の色です。

 

白っぽい色になってくると、胆汁が正常に作れなくなってしまっている可能性があります。

また、腸内環境が悪化すると色が濃くなり、こげ茶色~黒っぽい便に変化します。

 

そして、本当に真っ黒色になってしまった場合は、怖い病気が隠れている可能性もあります。

 

それでは、どうして便が黒くなるのかを見ていきましょう。

便が黒くなるのは悪玉菌が増えている

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どうして便が黒くなるのか?

もっとも多い原因が悪玉菌の増加です。

 

腸内の機能が低下してしまうと、善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまいます。

悪玉菌が増えると、有害物質を作り出すため黒く変色していきます。

 

  1. 便秘気味もしくは下痢気味
  2. おならが臭い
  3. 便がこげ茶色~黒色

この3つの症状がある場合は、悪玉菌が増えて腸内環境が悪化していると判断できるのです。

悪玉菌が増える原因

どうして悪玉菌が増えるのかですが、食生活の問題であることがほとんどです。

それは、お肉が多めの野菜が少なめというのが1番の原因です。

お肉中心

とくに注意したいのが肉類に偏った食事です。

 

お肉に含まれているタンパク質は悪玉菌の大好物!

肉を食べた後のおならは臭いとよく言われますが、これは悪玉菌が増えてしまったことが関係しています。

 

悪玉菌は有害物質を作り出し、おならが臭くなったり、下痢や便秘といったトラブルを引き起こしてしまいます。

野菜が無い

善玉菌が増えない食生活も大きな問題です。

善玉菌が増えないと、逆に悪玉菌が増えていってしまうからです。

 

食物繊維は善玉菌のエサになり、増やす効果があります。

つまり、野菜が少ないと善玉菌は増えることができません。

ストレスもやばい

さらにもう1つ悪玉菌が増える原因にストレスがあります。

 

ストレスは自律神経のバランスに乱れを起こします。

すると消化不良を起こし、悪玉菌のエサが大量にできてしまうので、悪玉菌を増やしてしまうのです。

黒い便が出る食べ物・飲み物・薬

黒い便が出るといっても、気にしなくてよいこともあります。

それは、口にしたものによって黒い便になることがあるからです。

 

黒い食べ物

黒くなりやすいのは海苔やワカメ、イカスミといった黒い食べ物です。

これは食べ物の色がそのまま便に出ているためです。

赤ワイン

意外なところでは赤ワインを飲むと便が黒くなることもあります。

これはワインに含まれている色素が原因で、やはり体に異常があるわけではありません。

 

また、ぶどうジュースでも黒くなることがあります。

鉄分

薬の影響で黒くなるケースもあります。

貧血予防として鉄剤を服用していると便が黒くなることがあります。

 

鉄分の多いほうれん草などを大量に食べた場合も起こります。

パーキンソン病の薬

あとはあまり縁がない薬ですが、パーキンソン病の治療に用いられるレボドバという薬を服用すると便が尿などに黒味が帯びます。

 

便秘が長く続いているといった問題を抱えていないかぎり、こういったものを口にして便が黒くなっても問題はありません。

肝臓の疲労

肝臓が疲労してしまうと、胆汁の量が減ることがあります。

病的に減ると便の色は白っぽくなっていくのですが、肝臓が頑張り過ぎて疲労すると黒くなってしまうことがあるのです

 

これは、タンパク質と脂質が多い肉類を食べると、胆汁が少ないので消化がうまくいかないためです。

どんどん悪玉菌が増えてしまいます。

 

お酒の飲みすぎ、肉類など消化に悪い物を食べ過ぎは肝臓が疲れてしまうので、ほどほどにしましょう

真っ黒な便は要注意

便の色が真っ黒になっていると要注意です。

腸内環境の悪化だけでは済まされない病気を抱えてしまっている可能性が出てきます。

 

何日間も真っ黒な便が出ている場合には、病気の可能性も疑ってみましょう。

黒い便が出る病気

病気が原因で便が黒くなるのは、血液のせいです。

血はもともと赤いわけですが、血が腸へと運ばれて便となって出てくるまでに酸化して黒ずんできます。

 

実際にどれくらい黒くなるかは出血した場所によっても異なります。

出血をもたらすのは炎症や潰瘍、そしてガンです。

 

  • 胃潰瘍・十二指腸潰瘍
  • 胃炎
  • 腸炎
  • 胃がん
  • 大腸がん

 

こういった病気の症状として、黒い便が出ているケースも考えられるわけです。

 

もうひとつ、食道に発症する食道動脈瘤による出血も可能性があります。

これは食道粘膜の下側にある血管が破裂するため、大量の出血が見られるのが特徴で、おもに肝臓の異常、とくに肝硬変の場合に見られます。

 

胃と十二指腸で出血があると胃酸の影響で血液が黒くなるので便の色も黒くなるのに対して、大腸の病気の場合はそれほど黒くならない傾向があります。

 

とくに大腸の肛門に近い部分に出血が見られた場合には、酸化しないまま血が便に混ざるので赤い便になります。

また、もう1つ赤い血便が出る原因にはもあります。

 

黒い便と一緒に出ると危険な症状

血液が含まれている

黒い便と一緒に明らかに血液とわかる部分が見られた場合には要注意です。

赤黒いドロっとしたゼリー状のものは血液です。

お腹の症状がある

胃と十二指腸の異常では胃の痛み、不快感、食欲不振、吐き気といった症状も見られます。

疲れがずっとある

疲労感や倦怠感、お腹の膨満感が見られる場合には、肝臓の異常による食道動脈瘤の可能性も出てきます。

 

肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれて自覚症状が難しい部分もあるので、注意しておくとよいかもしれません。

ストレスがたくさんある

ストレスの蓄積が長引くと、腸内環境の悪化によって便が黒くなるだけでなく、胃潰瘍・胃炎の発症が見られることもあるので注意しましょう。

黒い便が出て病院へ行くなら何科?

黒い便が出たといってどんな異常があるのか、心配になるのは当然です。

心配で怖いという場合は、早めに病院へ行くようにしましょう。

 

問題が無いということも多いので、安心できるはずです。

 

そして、病院の何科に行けばよいのかは選択肢は3つあります。

  • 広く内臓の異常を確認できる内科
  • 専門的に症状や問題を確認できる泌尿器科もしくは消化器科

 

よくわからない場合には内科、それも泌尿器科と消化器科も設置されている総合病院に受診するのが一番確実です。

症状によってどの診療科で検査や治療を受ければよいのか、病院の側で判断してくれます。

病院ではどんな検査をするのか

検査はまず問診を行ったうえで検便が行われるのが一般的です。

まず実際に便がどんな状態なのか、血便が混ざっていないかどうかを判断するのです。

 

そのうえで血便が見られた場合には、どこから出血しているのか、どんな状況なのかを判断するために検査が行われます。

 

多くは胃カメラもしくは大腸内視鏡検査になるでしょう。

それに加えて、炎症の程度を調べるために血液検査をすることになります。

 

胃カメラ、大腸内視鏡検査はいきなり病院へ行ってもしてもらえないことは多いです。

予約が必要なので、前もって電話で聞いておくとよいでしょう。

まとめ

黒い便が出てしまう原因は分かったでしょうか。

ほとんどの場合は、腸内環境が悪化が原因です。

 

お肉中心から野菜中心の食生活へと見直していくようにしましょう。

便秘があるなら解消していくのは健康のためには必須です。

⇒⇒肌荒れだけじゃない!便秘が原因で起こる22の症状とは!

 

そして、真っ黒な便が出ている場合には、1度病院で診てもらうべきです。

怖い病気が原因ということは少ないですが可能性があるので、心配なことがあれば診断してもらいましょう。