便秘になってしまう原因はたくさんあります。

その中でも、生活習慣によって引き起こされることがほとんどです。

 

今回の記事では、便秘になってしまう生活習慣について紹介しているので、当てはまるものを対策していってみましょう。

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便秘を引き起こしてしまう生活習慣

①3食きちんと摂らない

食事を抜いてしまうと、胃腸の働きは低下します。

とくに朝食は大事で、朝起きて空っぽの胃の中に食べ物が入ることで腸が活動を開始します。

 

また、食事をきちんと摂らないと、作られる便の量も減ってしまうので便秘しやすくなります。

便は腸を刺激しながら腸内を移動していきますが、便が小さいと刺激が弱くなり、ますます腸の働きが低下するという悪循環に陥りやすくなります。

 

詳細はこちらのページ

⇒⇒便秘と食事摂取量が関係は?食べる量が少ない、多いは原因?

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②睡眠時間が足りない

便は睡眠中にも作られています。

睡眠中は脳や身体がリラックスして副交感神経が優位になるため、胃腸が活発になり便が作られやすい時間帯です。

しかし、睡眠時間が足りないとそのタイミングを失ってしまい便秘になりやすくなります。

 

また、睡眠時間が足りない生活は、ストレスになってしまうため、自律神経のバランスが乱れます。

すると交感神経と副交感神経の切り替えが上手くいかず、胃腸がうまく働けなくなってしまい便秘を引き起こします。

 

睡眠について詳細はこちらのページ

⇒⇒睡眠不足が原因で便秘になる?睡眠と便秘の関係は!

③水分不足

水分が不足すると便が硬くなります。

硬い便は腸内をスムーズに進むことができないため便秘になりやすくなります。

 

また、腸に留まっている便は、腸壁から水分を吸収されてますます硬くなります。

水分量が少ない便はカサが小さく腸への刺激が弱いため、腸の動きの低下を招くことも便秘の一因となります。

 

理想的な便は、適度に水分が含まれバナナ状の切れ目のない形。

水分が不足した便は硬くてコロコロとした状態になります。

例え毎日排便があったとしても、硬い便だったり、何となくスッキリせず残便感がある場合も便秘の状態です。

 

詳細はこちらのページ

⇒⇒水分不足は便秘の原因に?コロコロの便を改善するには

④食物繊維が足らない

食物繊維は消化されずに腸まで届き、便のカサを増やしたり水分を含んで便を柔らかくするなど、便秘解消には欠かせない役割を果たしています。

しかし、バランスの悪い食生活などで野菜が不足することで、食物繊維の摂取が不足して便秘になりやすくなります。

 

野菜などに多く含まれる食物繊維には水溶性と不溶性があり、働きがそれぞれ異なります。

 

水溶性は水に溶けるとドロドロのゲル状に変化し、便が水分を含んで柔らかくする効果があります。

また、腸の粘膜を守り、善玉菌を増やす効果もあるため、腸内細菌のバランスも整いやすくなります。

 

不溶性は水分を含んで大きく膨らんで、腸を刺激する効果があります。

 

水溶性と不溶性の割合は1:2が理想的と言われていますが、野菜をたくさん食べているのに便秘がちという場合、このバランスがうまく取れていないことがあります。

 

食物繊維の正しい摂り方はこちらのページ

⇒⇒食物繊維がなぜ便秘解消に良いの?その理由とは!

⑤乳酸菌を摂らない

乳酸菌は腸内環境を改善して大腸の働きを活発にしてくれるため、便秘には欠かせないものです。

乳酸菌が不足すると、腸内の善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れてしまい便秘になりやすくなってしまいます。

 

人間の腸内には数兆個の腸内細菌が住み着いています。

腸内環境を整えるために必要な乳酸菌の量には個人差がありますが、時々ヨーグルトを食べる程度では残念ながらあまり効果はありません。

また、乳酸菌は継続的に摂取しないとすぐに減ってしまいます。

 

乳酸菌には植物性、動物性などたくさんの種類があり、自分の腸内環境との相性も重要です。

いくらたくさん摂取しても相性が合わないと効果が出にくいため、乳酸菌を摂っても一向に効果が出ないという場合は、違う種類に切り替えてみましょう。

 

乳酸期について詳しく書いています。

⇒⇒乳酸菌でなぜ便秘が解消できるのか?効かないこともある?

⑥運動不足

運動不足だと体の筋力は落ちていきます。

特にお腹周りの筋肉が衰えてしまうと腸の動きも低下してしまいます。

腸の動きが悪くなると便を押し出す力が弱くなるため、便秘になりやすくなってしまうのです。

 

さらに、お腹周りの筋力が低下すると、胃を支えることができず胃下垂になりやすいことも便秘と関係しています。

 

適度な運動は身心をリフレッシュさせ、自律神経のバランスがうまく保ちやすくなりますが、運動不足だと自律神経のバランスが崩れやすくなることで胃腸の動きが悪くなることもあります。

 

また、運動不足により筋肉量が減ると、血行が悪くなるため腸の動きも悪くなり、結果として便秘を招きやすくなります。

便秘に良い運動はこちらのページ

⇒⇒なぜ運動不足は便秘の原因になるの?効果的な運動のまとめ!

⑦ストレスの溜め込みすぎ

ストレスが溜まると自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経のバランスがうまく取れなくなります。

 

副交感神経はリラックスした状態の時に優位になり、消化活動を促進したりする働きがあります。

一日中ストレスにさらされて副交感神経が優位になっている時間が少ないと、腸の働きも弱まり便秘になりやすくなってしまうのです。

 

また、便秘をすると腸内環境が悪くなり、いわゆる「幸福ホルモン」と言われるセロトニンが上手く分泌されにくくなります。

すると、ますますストレスを感じやすくなるという悪循環を招いてしまい、便秘もより一層悪化してしまいます。

 

対策はこちらのページ

⇒⇒なぜストレスで便秘になってしまう?その原因と対策!

⑧身体を冷やしている

身体を冷やしてしまうと血液の流れが悪くなり、代謝が下がります。

代謝が下がると胃腸の活動も悪くなってしまうため、便秘を起こしやすくなります。

 

さらに出せなかった便が腸に残っていると、大腸壁から便の老廃物が吸収され、血流にのって身体に回っていきます。

老廃物の混じった血液はめぐりが悪く代謝を下げてしまうため、余計に身体を冷やすことにつながっていきます。

 

また、身体が冷えて低体温になると免疫力が低下してしまい、腸内細菌のバランスも崩れて悪玉菌が優勢になり、便秘しやすくなってしまいます。

 

対策はこちらのページ

⇒⇒冷え性で便秘になってるかも!?どんな対策が良い?

⑨トイレを我慢することがある

便意を催したのに、トイレを我慢してしまうことが続くと便秘になってしまいます

このような便秘は直腸性便秘といって、便は直腸まで運ばれてきているものの、そこから進まなくなってしまうタイプの便秘です。

 

便が直腸まで進んで神経が刺激され、それが大脳に伝わると「便を出せ」と指令が送られます。

しかし、ここで我慢をすることを繰り返していると、だんだん脳はそのサインをキャッチしづらくなり、指令を出さなくなってしまうのです。

 

すると。せっかく大腸まできていた便はそこで留まってしまい、その間にどんどん水分が吸収されていきカチコチに硬くなっていきます。

硬くなってしまった便は、ますます出にくくなるという悪循環に陥りやすくなります。

 

対策はこちらのページ

⇒⇒どんどん悪化する!?便秘の原因は我慢すること?

⑩下剤・便秘薬を続けている

市販されている便秘薬には刺激性下剤といって、腸を刺激して便を出す働きをするものが一般的です。

とにかく便秘が辛くて早く出したい場合には即効性があり、一時的に便秘が解消して楽になります。

 

しかし、問題なのは便秘薬には常習性があることです。

下剤や便秘薬を日常的に飲んでいると、だんだん刺激に耐性ができてしまい、薬の量が増えてきます。

長期間それを続けていると、次第に薬を飲まないと便意がわかなくなり、自然な便通からどんどん遠ざかってしまいます。

 

これを抜け出すためには少しずつ下剤の量と頻度を減らしていく必要がありますが、大変なことです。

下剤を使っているならこちらを読んでみてください

⇒⇒【便秘薬】下剤の種類と効果は?副作用はある?

まとめ

今回の記事では便秘を引き起こしてしまう10の生活習慣について紹介してきました。

①3食摂らない

②睡眠不足

③水分不足

④食物繊維の不足

⑤乳酸菌が足りない

⑥運動不足

⑦ストレス

⑧身体の冷え

⑨トイレの我慢

⑩下剤の常習

 

当たり前なものもありますが、便秘になっている人は必ずどれかに当てはまっています。

1つだけが原因ではなく、いくつかが当てはまる人もいるでしょう。

 

生活習慣を見直すのは難しいかもしれませんが、少しずつ改善して便秘にならない身体を手に入れていきましょう。