寒天が便秘を解消するために効果があるって聞いたことがありますか?

本当に寒天の効果はすごいので、とくに野菜が足りていないのであれば試してほしいものです。

 

今回の記事では、なぜ寒天が便秘に良いのか、寒天の量や食べる注意点を紹介していきます。

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そもそも寒天ってなに?

寒天は、よくデザートに使われるプルプルのあれです。

 

これは天草(てんぐさ)という海藻の粘液を凍結して、乾燥させたものです。(おごのりという海藻が使われることも。)

調理するときは水で柔らかくしてから茹でて、お好みの味をつけて常温に戻すとまた固まる性質持っています。

 

カロリーが低い上に便秘解消、ダイエットにも効果があるということから、注目が集まっています。

ニオイもクセもないので料理、おやつに使いやすいものです。

 

そして価格もかなりお手頃食材で、とにかく食物繊維が豊富な食材です。

よく似ているけど寒天とゼラチンの違いは

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ゼラチンは動物の皮、腱、骨から作られています。

熱を加え、溶かして、熱を冷ますと凝固する働きは同じなので、広くお料理やお菓子などの原料として使われています。

 

形状や使い道は似ているのですが、成分や栄養素は全く異なっています。

 

寒天とゼラチンを比べると

  • 寒天はしっかり固まるので、和菓子、煮こごりなど食感がしっかりしているもの
  • ゼラチンはプルプルとした喉越しが楽しめるゼリーやババロア、テリーヌに向いている

 

  • 寒天は30から40℃の常温でも固まる
  • ゼラチンの場合は10℃以下で固まるため、冷蔵庫が必要

 

  • 寒天は食物繊維が豊富
  • ゼラチンはコラーゲンが豊富

似ていても全然違うので、便秘のために食べるのであれば寒天を食べるようにしましょう。

寒天がなぜ便秘解消する効果があるの?

寒天には豊富な食物繊維が含まれています。

寒天の100gあたりに81gが食物繊維という、食材の中でもトップクラスです。

 

食物繊維が多いと言われている食材よりも、かなり豊富です。(ごぼうは100g中6.1g)

 

そして、食物繊維は不溶性と水溶性の種類がありますが、寒天には両方とも含まれています。

(寒天は水溶性の方が多いと言われていますが、不溶性との割合は分かっていません)

水溶性食物繊維で便秘解消

水溶性食物繊維は水に溶けて粘り気のあるゲルとなり、便を包み込んで柔らかくする効果があります。

 

柔らかくなった便はすべりが良くなり、動きやすくなるのです。

大腸の中にこびりついてしまった便を出すことが出来ます。

 

それだけでなく、腸内の善玉菌のエサになることで、善玉菌が増えて大腸の動きを活発にすることで便秘を解消する効果もあります。

不溶性食物繊維で便秘解消

不溶性食物繊維は水分を含んで便のかさましをして、腸を刺激することで活発に動かしてくれます。

この効果で排便しやすくなります。

 

不溶性もまた、善玉菌のエサになることが出来ます。

現代人の食物繊維不足を補える!

便秘を解消するためには食物繊維は必須のものです。

しかし、1日に摂りたい食物繊維の量は最低でも20gとされており、野菜から摂ろうと思ったらテンコ盛り必要な量です。

 

実際には、何も考えずに生活をしていた場合は、10代~40代くらいの人では14gくらいの食物繊維しか摂れていないことが分かっています。

和食中心になっている60代~70代の人でも17gくらいしか摂ることが出来ていません。

参照:国民健康・栄養調査結果の概要

 

この足りていない部分を補うために、寒天は手軽に摂ることが出来るのでおすすめなんです。

食物繊維がたっぷりといっても寒天だけ食べて、ほかの野菜は食べないというのはダメ。

 

もし寒天を1週間くらい続けてみて、効果が出ないのであれば他に追加して便秘対策が必要です。

⇒⇒オリゴ糖の便秘解消の効果がすごい!

寒天には便秘以外にも効果はある?

寒天は、最近第六の栄養素と呼ばれるようになった食物繊維を多く含んでいるので

  1. ダイエット効果
  2. 高血圧を予防する
  3. コレステロールを下げる
  4. 血糖値の上昇をゆるやかに

などの効果が期待できます。

 

これも水溶性食物繊維、不溶性食物繊維のダブルのチカラで体に良い効果をもたらしてくれるのです。

1.ダイエット効果

寒天に含まれる食物繊維はノーカロリーで、お腹にたまるので、ダイエット食として優秀です。

食事の前に食べておくと、食べ過ぎを防ぐことが出来ます。

 

また、お腹が空いたときに寒天を摂ることで満足感があるのです。

2.高血圧を予防する

食物繊維は腸内で脂肪吸収を阻害して、そのまま排泄させるので血圧が高くなるのを予防します。

3.コレステロールを下げる

寒天は腸内に入ってネバネバの状態となり、消化酵素である胆汁酸を包んで排出します。

胆汁酸が足りなくなると、新しい胆汁酸を作るために体内のコレステロールが消費され、悪玉コレステロールを減らす役割をしてくれます。

 

こうして、動脈硬化などに影響を及ぼす血液中のコレステロール値を下げてくれる働きがあるのです。

4.血糖値の上昇をゆるやかに

糖尿病の人も、糖を含む食品が食物繊維に包まれることで、糖質の吸収に時間がかかるようになり、血糖値の上昇もゆるやかになります。

寒天を食べるときの注意点

寒天はダイエットや便秘解消に多くの効果をもたらす食材ですが、体に良いからといって食べ過ぎることはよくありません。

栄養不足

寒天は食べると体に必要な糖分、栄養分まで包み込んで排泄してしまいます。

寒天そのものには、栄養は無いので、食べ過ぎることで栄養不足になる可能性があります。

水分はしっかり摂る

寒天の食べ過ぎは腸内の水分も吸収してしまうので、反対に便が固くなってしまって便秘になってしまいます。

 

寒天を摂るときには、しっかりと水分も補給しておくことが大事です。

寒天は水分を吸収して、100倍くらいに膨らむので、寒天1gあたり100ccの水分を摂る必要があります。

1日の寒天の量

1日に食べる寒天の量は、多くても6gまでにしておきましょう

できるのであれば、1回あたり2gを3回摂るのがおすすめです。

寒天リバウンドに注意

寒天を続けていて、痩せてきた、便秘解消が出来たから寒天をやめると太っていく、便秘になることがあります。

 

もし、寒天をやめるのであれば代わりに、食物繊維が豊富なものを食べたりする必要があります。

簡単に寒天を摂るには

粉寒天を混ぜるだけ

粉寒天を手に入れると、混ぜるだけなのでおすすめです。

 

寒天を使ってわざわざ料理を考えることはなく、普通にご飯に粉寒天を混ぜて炊くだけでも十分寒天は取れます。

 

ご飯がもちもちになって食感がよくなります。

目安としてはお米1合に対して、粉寒天が1gです。(お水の量はいつも通り)

 

また、スープやお味噌汁などに入れてもおいしくなります。

(棒寒天をちぎって入れて、加熱して柔らかくなったら食べるのも美味しいですよ)

 

片栗粉を入れるお料理もその代わりに寒天をいれるといい感じにとろみがついて美味しくなります。

あんかけなどにも応用してみてください。

 

肉や魚料理、ハンバーグやつみれなどの練り物、混ぜ物にもいれると味わいがよくなり、またカロリーカットにもなりますのでおすすめです。

糸寒天でサラダ

糸寒天をつかって海藻サラダも簡単につくれます。

これは糸寒天を水に10分間つけてから、食べやすい大きさにカットするだけです。

 

それをサラダに混ぜれば、簡単海藻サラダになります。

スイーツを作る

スイーツを作るのが嫌いじゃないなら、手作りに挑戦。

ゴマプリン、柑橘系寒天、コーヒー寒天、牛乳寒天などがあります。

まとめ

寒天が食物繊維たっぷり、便秘解消に良いことは分かったでしょうか。

もし試してみるなら、食べ過ぎに注意して継続してみましょう。

 

1週間くらい継続しても効果が出ないのであれば、ほかの便秘対策も必要です。

この時には寒天をやめずに追加の便秘対策をしていきましょう。

 

寒天で食物繊維がしっかり摂れるようになったら、次は腸内環境を整えるものを取り入れてみるのがおすすめです。

こちらの記事を参考に⇒⇒腸内環境を整えるならオリゴ糖