子供は身体も小さく、便秘薬の影響を強く受ける可能性があります。

きちんと飲むことができるものを、効果を知ったうえで選んであげましょう。

 

今回の記事では幼児~小学生の子供に飲ませる便秘薬について紹介します。

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便秘薬の種類

便秘薬には大きく分けて

①腸内環境を整える薬

②便を柔らかくする薬

③腸を刺激する薬

この3種類の効果を持っているものがあります。

それぞれ効果が違うので、きちんと知っておいてください。

 

便秘薬の前にきちんと原因は分かっていますか?

⇒⇒子供はなぜ便秘になるの?その原因と解消法は?

①腸内環境を整える薬

成分と効果

成分は商品によって種類は違いますが、ビフィズス菌、乳酸菌です。

効果は腸内の善玉菌を増やして、悪玉菌を減らすこと。

これによって腸が本来の働きをするように手助けしてくれるものです。

 

病院へ行ってもほとんどの場合、処方されるでしょう。

効果が出るまでの時間

即効性はまったく期待できません。

人によって効果が出るまでの時間はバラバラです。

 

効果はそれだけ優しいのですが、すでに苦しんでいる場合ですぐに出したいという場合には向いていません。

便秘の予防、他の薬で排便した後におすすめです。

副作用

とくに報告されていません。

人によっては、まったく効果が出なかった、便秘がひどくなったという声も。

腸内環境を整える市販薬

新ビオフェルミンS

ビフィズス菌、フェカリス菌、アシドフィルス菌の3種類の配合

錠剤タイプと顆粒タイプがあります。

  • 錠剤タイプ 5歳以上 350錠 2000円くらい
  • 顆粒タイプ 3カ月齢以上 45g 800円くらい

 

水やミルクにも溶けやすいので、錠剤が苦手な子供さんには細粒がおすすめ

ヤクルトBL整腸剤

ビフィズス菌とカゼイ菌が含まれており、白色の細粒タイプの薬です。

少しだけ甘みがあり、飲みやすいのが特徴です。

  • 3カ月以上 36包 1200円くらい

 

こちらも水やミルクに溶けやすいので、錠剤が苦手な子供さんにおすすめ。

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②便を柔らかくする薬

成分と効果

便を柔らかくすることができる便秘薬は、酸化マグネシウム』、『水酸化マグネシウム』が主成分です。

マグネシウムが腸内の浸透圧を高めて、周りから水分を集めます。

結果として便を柔らかくして自然なお通じを促すのです。

効果が出るまでの時間

これは個人差がありますが、6時間~12時間くらいで効果がでることが多いです。

効果が優しいので、即効性はありません。

3日間飲んで初めて、効果が出るということもあります。

副作用

便を柔らかくする便秘薬は、お腹が痛くなりにくいのが特徴です。

なかには効きすぎてしまって、下痢や腹痛を起こすこともあります。

(腎臓に疾患がある場合、長期間服用するときは、医師に相談してください。)

便を柔らかくする市販薬

どれを選んでも同じ効果です。

幼児、小学生くらいなら量の調節がしやすい、液体タイプの方がおすすめです。

ミルマグ

主成分水酸化マグネシウムで、液体タイプと錠剤タイプがあります。

 

 

  • 液体タイプ 3歳以上から 210ml入り 700円程度
  • 錠剤タイプ 5歳以上から 120錠入り 900円程度

 

錠剤が苦手な子供さんには液体タイプがおすすめです。

計量カップが付いていて、必要量を量ってコップ1杯くらいの水に混ぜて飲みます。

スイマグエース

こちらも水酸化マグネシウムが主成分の液体タイプの便秘薬です。

  • 3歳以上から 360ml入り 850円程度

 

こちらも液体タイプなので、錠剤が苦手なお子さんにおすすめ

同じくコップ1杯のお水に混ぜて飲みます。

酸化マグネシウムE便秘薬

こちらは酸化マグネシウムが主成分の、錠剤タイプの便秘薬。

  • 5歳以上から 90錠入り 900円程度

3Aマグネシア

こちらも酸化マグネシウムが主成分の錠剤タイプ。

  • 5歳以上から 90錠入り 900円程度

③腸を刺激する薬

成分と効果

腸を刺激する成分はいくつかあります。

  • センノシド
  • ビサコジル
  • ピコスルファートナトリウム
  • ダイオウ(大黄)

効果は、大腸を刺激して便が運ばれるスピードをアップさせるというものです。

成分が入っている量にもよりますが、効果の強さは

センノシド、ダイオウ>>ビサコジル>>ピコスルファートナトリウム

効果が出るまでの時間

飲んでから3~6時間くらいで効果が出ることが多いです。

即効性があるのが特徴です。

副作用

刺激するため、副作用で1番多いのが腹痛と下痢です。

腹痛が長引くこともあるので、出かける予定が無い日に飲ませるようにしましょう。

 

そして、使い続けることで慣れてしまう依存性もあります。

飲まないと出ないくらい便秘が悪化することがあるので、長期間の服用は避けてください。

腸を刺激する市販薬

ウィズワン

プランタゴやオバタ種皮という食物繊維と、センノシドが主成分です。

食物繊維で便を増量させて、腸の運動を活発にしてくれます。

  • 3歳以上から 48包 2800円くらい

 

チョコレート風味で飲みやすくしてあります。

タケダ漢方便秘薬

主成分はダイオウで腸を刺激してくれ、カンゾウによってお腹の痛みを和らげてくれる効果があります。

  • 5歳以上から 120錠 1800円くらい

コーラックファースト

ビサコジルが主成分で、これも腸を刺激する効果があります。

  • 11歳から 40錠 900円くらい

ビューラック

こちらもビサコジルが主成分ですが、コーラックファーストよりかなり安いのでお得。

11歳以上 400錠 800円程度

ビオフェルミン便秘薬

主成分はピコスルファートナトリウムです。

また、ビフィズス菌と乳酸菌が配合されており、腸内環境も整えてくれます。

 

  • 11歳以上から 60錠 800円程度

浣腸

飲み薬ではありませんが、大腸を刺激する薬の1つです。

薬剤を肛門から注入して直接腸を刺激することで、約3~10分という即効性が特徴

 

浣腸の主成分はグリセリン。

便を柔らかくするのと腸を刺激する効果を持っています。

 

浣腸は赤ちゃんから高齢者まで幅広く使うことができます。

もちろん、年齢によって容量が違います。

⇒⇒イチジク浣腸の効果と副作用について!

病院で子供に処方される便秘薬

病院では症状の重さや、どれくらい続いているのか、年齢などで処方される薬が変わってきます。

ここでは処方されることが多い物を紹介します。

ラキソベロン

主成分はピコスルファートナトリウムで、腸を刺激する効果があります。

使える年齢層も広いです。

6ヶ月以下~15才といった年齢別で量を変えて使われています。

酸化マグネシウム

酸化マグネシウム系の薬は、ほとんどの人が安全に使用できる便秘薬なので、病院でも第一選択役として処方されることが多いです。

効果は便を柔らかくすることができます。

モニラック

オリゴ糖の一種のラクツロースを主成分とする便秘薬です。

こちらも腸内に水分を集めることによって便を柔らかくしてスムーズな排泄ができるようにします。

 

乳酸菌を増やす効果もあります。

病院で子供に処方する時には、ほんのりと甘い味がして赤ちゃんでも飲みやすいモニラック・シロップ65%が処方されます。

テレミンソフト

病院でよく処方される坐薬タイプの便秘薬がテレミンソフトです。

主成分はビサコジルで大腸を直接刺激することができ、数十分程度で効果が得られる即効性に優れた便秘薬です。

 

このテレミンソフト坐薬は、赤ちゃんや幼児に対しても使用が可能です。

まとめ

子供が飲むことができる便秘薬については分かったでしょうか。

  • 腸内環境を整える薬
  • 便を柔らかくする薬

この2種類は副作用が少なく、優しい薬です。

ただし、飲ませてみても効果が無い場合には病院へ行くようにしましょう

 

  • 腸を刺激する薬

こちらに関しては、即効性が高いのですぐにでも出してあげたいときに。

副作用も強いのでこれを飲ませる状況なら、まずは病院へ連れて行った方が良いでしょう。

 

便秘を解消させてあげるためには、原因についても確認しておいてください。

⇒⇒子供はなぜ便秘になるの?その原因と解消法は?