便秘外来ってどんなものか知っていますか?

  • 便秘がひどくて自力で解消できない
  • 便秘外来に行くタイミングを知りたい
  • 便秘外来でどんなことをするのか知りたい
  • 便秘外来の費用を知りたい

 

こんな悩みがあるなら、ぜひ読んでいってみてください。

今回の記事では便秘外来についてい紹介します。

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便秘外来ってなに?

便秘外来とは、おもに慢性便秘に悩む人に、専門に治療を施す診療科です。

いままでは便秘の治療には、肛門科や胃腸内科、消化器内科といったところで受診することが多くありました。

 

しかし、最近では

  • 便秘が関係する重篤な疾患が増えてきたこと
  • ストレスや神経由来で便秘になるケースが急増したこと

こういった理由で便秘を専門に診てくれる診療科も増えてきたのです。

 

便秘は大腸ガンの原因になるだけではなく、下手をすると毒素や便が体の中に停滞することで、ほかの病気の引き金にもなり得る恐ろしい症状です。

 

その上、便秘がひどくなって死亡したケースもあるので甘くみてはいけません。

しかも日本人、ほかの人種の人にくらべて腸が長いので、便秘になりやすく、潜在患者は数百万人とも言われているほどです。

 

放置してしまって、治療しないと体全体の健康にも関わってきます。

便秘薬や食生活、生活習慣の改善をしてもどうしても慢性便秘が続いているのであれば、便秘外来を検討してみるのも良いでしょう。

便秘外来に行くタイミングは?

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便秘にも様々な種類があり、痙攣性便秘や弛緩性便秘などに分けられます。

そして素人では自分がどの便秘なのか判断が難しく、しかも対処法を間違えていることがあります。

 

間違った治療法を続けていると当然、症状が悪化する可能性があります。

例えば食物繊維を多く摂取することは弛緩性便秘には効果的でも、痙攣性便秘には逆効果になることもあります。

 

その上、食生活や生活習慣は問題ないのに、実際にはストレスや精神的なことから便秘になっていることもあります。

 

  • 1週間以上の便秘でツラい
  • 急に腹痛が起こる(例えば会議の前になると急に便意をもよおす)
  • 便秘と下痢の繰り返しで正常な便が出ない

 

こういったときは便秘外来に行くタイミングになります。

日常生活が邪魔されている、便秘やお腹のことでなんらかの支障が出ているときは早めに相談してみましょう。

便秘外来の診察の流れ

①問診

便秘外来の診察は、まず問診から始まります。

生活習慣や食習慣、薬の服用歴から持病があるのかどうか、便秘の症状や便の状態、一週間にどれくらい排便回数があるのかなど聞かれます。

 

これによって便秘の種類や便秘になりやすい生活習慣などを確認します。

②触診

次に医師は触診をして、お腹の張り具合や腸の状態などを把握します。

この触診によって便秘の程度、どんな状態になっているのかを調べます。

③聴診

聴診器を使って腸の音を聴きます。

これで腸がきちんと動いているか、動きすぎていないかを確認します。

④血液検査

もし必要であれば、血液検査でほかの病気がないかどうか調べます。

とくに腸に炎症が起こっているような状態かどうか血液検査で分かります。

⑤X線検査

X線検査で便がどれくらい溜まっているのかを調べることがあります。

大腸に小さい部屋が出来ているのも確認することが出来ます。

 

その他には腫瘍が発見されることもあります。

⑥超音波検査

超音波検査でも便がどれくらい溜まっているのか確認することがあります。

これも大腸に部屋が出来てしまっていないかも診れます。

⑦内視鏡検査

大腸に異常が無いかどうか診ることができます。

腫瘍、ポリープ、大腸炎など便秘を引き起こす病気を発見するためにも行われます。

 

精密検査になるかどうかは便秘の状態や、問診によります。

ほかの病気の可能性を調べるためです。

便秘外来の治療内容

処方薬

もしただの便秘である場合には、便秘の症状によって強め、弱めの薬を処方してくれます。

便秘薬には10種類以上の処方薬があり、便秘薬や座薬、整腸剤まで幅広いのです。

 

いままでいろいろな便秘薬を飲んでいる、またストレス由来の便秘の場合には自律神経作用薬や漢方を選択される場合もあります。

医師の指示に従い、きちんとお薬を飲むようにしましょう。

 

酸化マグネシウムの下剤、整腸剤が出されることが多いでしょう。

処方薬だけを出して様子を見ましょうという病院は行く必要がないと思います。)

摘便

便秘の状態がひどい場合は、便をお尻から直接つまんで出す方法がとられます。

とくに、直腸に溜まってしまう直腸性便秘で多いです。

浣腸

浣腸をつかって排便させることもあります。

慢性便秘では自力で便を出すことが出来なくなっているので、時々は排便させる必要があります。

生活指導

便秘の原因が生活習慣や食習慣にある場合がほとんどなので、適切な指導がなされます。

 

これが1番大事なことです。

ここにチカラを入れている病院は良い病院とも言えます。

 

処方薬、摘便、浣腸は一時的に便秘解消しているだけだからです。

 

規則正しい生活、便秘の種類によっては繊維質の多い食事、適切な乳酸菌の摂取などを指導されるはずです。

 

またストレスを減らす為の運動、不眠症なども便秘につながることがあるのでよく眠ることなど、基本的な生活リズムを整えるようにも指導されるでしょう。

手術

  • 便秘がひどくなっていて命の危険がある場合
  • 摘便では十分便が取り除けない場合
  • 便秘外来受診によりほかの病気が見つかった場合

 

このときには手術になることもあります。

極度の便秘が原因で大腸に穴が開いてしまい、便が腹腔内に漏れ出してしまって緊急手術というケースもあります。

便秘外来の費用は?

便秘外来の場合は自由診療になっている病院も多く、健康保険が使えず、その分自己負担額が増えてしまいます。

場合によっては保険診療が使うことができる病院もありますが、少ないです・・・。

 

また、問診や触診のみで薬を出された場合、血液検査、X線検査、大腸内視鏡検査までした場合は、それによって費用が違ってきます。

健康保険が使えない便秘外来の場合

初診料+診察+超音波+X線+指導+処方薬

これくらいで18,000円くらいです。

 

再診すると、診察+指導+処方薬

これで8,000円くらい。(検査が増えれば高くなります)

健康保険が使えて3割負担の場合

初診料+診察+超音波+X線+指導+処方薬

これで5,000円くらいになります。

 

  • X線検査・・・1000~2000円
  • 超音波検査・・・1500円
  • 内視鏡検査・・・5000円

 

便秘が原因で手術をしたり、また入院したりすることもあります。

生死に関わる状態の場合は手術をして入院が必要なので、その場合もお金がかかります。

便秘を放置すると

最悪の場合ですが、便が腸内につまってしまって糞便性イレウスとなります。

 

それがさらに進むと大腸穿孔(大腸が敗れる)となり、緊急手術が必要です。

タイミングが悪ければ死にいたってしまいます。

 

あまり明らかにされてはいませんが、便秘が原因となって死亡した人います。

便秘が原因で死亡することがある!?どんな症状が出るの?

 

その他にも、健康には良いことは全くありません。

肌荒れだけじゃない!便秘が原因で起こる22の症状とは!

 

たかが便秘と思って放置してしまうと最悪の場合死亡もあり得るので、軽視しないようにしましょう。