便秘が高血圧に関係していることは知っていますか?

そして、高血圧のときに便秘になっていると危険なことになる可能性もあります。

 

今回の記事では、便秘と高血圧の関係について紹介していきます。

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高血圧か確認するには?

高血圧かどうかは血圧計を使う必要があります。

病院で見てもわなくても、市役所や健康センターなどに血圧を測定するものが置いてあるところは多いです。

 

高血圧と診断されるのは、収縮期血圧が140mmHg以上、拡張期血圧が90mmHg以上の人です。

(高く表示される方が140より高い、低く表示される方が90より高い)

 

階段を上ったくらいで、すぐに高くなるので、できるだけ安静にしているときに測るようにしましょう。

そして、血圧が高くなってしまう原因にはいくつかありますが、便秘でも高くなってしまうのは知っていますか?

便秘で血圧が上がる理由

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①便を出そうといきむ

便秘の人は、便を出そう必死にいきみます。

このとき、腹部だけでなく全身に力が入ってしまうため、一時的ですが血圧が上昇してしまいます。

 

この高血圧はあまり気にしなくてもよいですが、すでに高血圧になっている人は注意が必要です。

 

普段から血圧が高い人の血管は弱っていることが多いので、いきんだ瞬間に血管が破裂してしまう恐れがあるからです。

脳内の血管が破裂してしまった場合、脳出血を起こしてしまいますので最悪の場合死に至ることもあります。

②コレステロール値が高くなる

肝臓で作られている消化液である胆汁酸はコレステロールから作られています。

便秘になって便が腸の中にあると、胆汁酸を吸収してしまいます。

 

本来なら、身体の外に出ているはずのコレステロールを必要以上に取り込んでしまうのです。

これによって、血中コレステロール値が高くなります。

 

コレステロールが高くなると、血管が細くなるので血圧が高くなっていきます。

③ストレス

最近の研究に明らかになったのですが、脳と腸には『脳-腸関係』があるのです。

便秘になって腸内環境が悪化していることで、脳はストレスを感じてしまいます。

 

血管が広くなったり、狭くなったりという血圧の調節は、自律神経によって行われています。

慢性的にストレスがかかっている状態だと自律神経の乱れを招きます。

 

便秘⇒⇒ストレス⇒⇒自律神経の乱れ⇒⇒高血圧

便秘によってストレスになり、血圧が上がってしまうのです。

④トイレの温度差

温かい部屋から、寒いトイレに行くということが高血圧を招いてしまいます。

とくに便秘になっている人は、なかなか出ないため、身体が冷えます。

 

人間の体は体温を一定に保とうとする働きがあるため、寒い場所に行くと体を温めようとして血圧が上昇します。

 

とくにすでに高血圧の人が、急激に寒いトイレに行くことは危険です。

さらに、いきんでしまうと、血管が破れてしまうことがあるので危険なのです。

高血圧はなぜダメなのか

高血圧が続くと、ずばり脳出血、心臓病のリスクが高くなります。

コレステロールが血管に溜まると、血管が細くなるので、流れが悪くなります。

 

すると心臓ががんばって血液を流そうとします。

この圧力によって、血管にダメージを与えてしまいます。

 

高血圧の状態が長く続くと、血管が弱くなるため、破裂してしまい脳出血を起こす危険性が高まるのです。

 

さらに、心臓ががんばりすぎて、機能が低下し心筋梗塞や心肥大など、心臓の病気のリスクも高まってしまうのです

 

食生活の欧米化や高齢化によって、高血圧の人はこれからどんどん増えると予想されています。

高血圧の人が便秘になっているとさらに危険!?

血圧の高い人は、便秘になることでよりリスクが高まってしまいます。

血管が弱っている状態のときに、いきむというのは本当に危険です。

 

脳の血管が切れて脳卒中・・・というのは実際に起こっているものです。

また、便秘でコレステロール値がさらに高くなり、動脈硬化から高血圧が進行してしまう可能性もあります。

 

高血圧になっているなら、とにかく便秘を解消しておくべきです。

高血圧があるときこそ便秘解消しよう

食物繊維を意識的に摂る

食物繊維は、便を作ったり、便の動きを良くしたりする働きがあります。

1日に20グラムという量の食物繊維が必要とされています。

 

そして、食物繊維には不溶性と水溶性という2種類があります。

このバランスも重要になっています。

 

食物繊維のことをもっと知りたいならこちらの記事へ

⇒⇒食物繊維の取りすぎが原因で便秘になることもある!?

適度な運動習慣を持つ

便を押し出すには、筋力が必要です。

激しい筋トレまでする必要はありません。

 

腹筋運動やストレッチなど、毎日続けられるものを選んで行いましょう。

通勤や通学時に一駅歩く、エスカレーターやエレベーターを利用せずに階段を使うなど、無理なく出来る運動は沢山あります。

 

ストレッチは、腹部をひねる動きの入っているものが効果的です。

便秘解消に良い運動をまとめています。

⇒⇒なぜ運動不足は便秘の原因になるの?効果的な運動のまとめ!

水分をたっぷり摂る

便に水分が十分あれば、便が硬くなりすぎるのを少しですが防ぐことができます。

また、血行が良くなるので、腸の動きも活発になります。

 

1日1リットル以上の水分を摂るよう心がけましょう。

ミネラルウォーター、麦茶で水分補給しないとダメです。

 

利尿作用のあるお茶やコーヒー、紅茶での摂取はおすすめ出来ません。

利尿作用により体内の水分が不足すると、便が固くなってしまう恐れがあります。

腸内の善玉菌を増やす

これも便秘を解消するためには重要なことです。

善玉菌を増やすことで、大腸の動きが活発になることが分かっています。

 

毎日、乳酸菌たっぷりのヨーグルトを200グラム食べていきましょう。

継続していくのが難しいなら、サプリメントを利用すべきです。

 

ヨーグルトよりも種類が多く、量も多く摂ることができます。

⇒⇒毎朝スッキリに感激!1粒に500億個の乳酸菌!

 

ここからは、便秘だけでなく、どんな生活習慣で高血圧になってしまうのかも見ていきましょう。

高血圧になる原因は

高血圧には一次性(本能性)高血圧と、二次性高血圧の2種類があります。

一次性高血圧

日本人の高血圧の85~90%はこの一次性高血圧だとされています。

 

一次性高血圧は、

  • 遺伝による先天的要因
  • 塩分の摂り過ぎ
  • 肥満
  • 過度な飲酒
  • 運動不足
  • ストレス
  • 喫煙

などが原因となって起こります。

 

特に遺伝的要因は大きく、両親のうちどちらかが高血圧である場合、子供に高血圧体質が遺伝する確率は30%と言われています。

 

遺伝により高血圧になりやすい体質であるなら、高血圧を発症しないように生活習慣に気をつけておくべきです。

一次性高血圧になってしまったときは、降圧剤が効果的ですので薬の服用により血圧の上昇を防ぐことが可能です。

二次性高血圧

二次性高血圧とは、ホルモンの分泌異常や腎臓疾患、薬の副作用で起こる高血圧です。

 

薬や何らかの疾患が原因なので、降圧剤の効果が得られないこともあります。

高血圧を引き起こす薬の使用を中止、原因となっている病気を治すことで血圧が正常に戻ります。

高血圧の薬は便秘を引き起こす

高血圧の人は、血圧を下げるために薬を服用している人が多いです。

血圧を下げる薬の中でも『降圧利尿剤』を飲んでいると、便秘になりやすくなります。

 

降圧利尿剤は、体内の水分が尿としてどんどん体の外に排出されて、便の水分も少なくなり、腸内の移動がスムーズにいきません。

そして便が固くなってしまうので、便秘を引き起こすことに繋がるのです。

まとめ

便秘と高血圧の関係については分かったでしょうか。

  • 便秘⇒⇒高血圧
  • 高血圧の薬⇒⇒便秘

 

どちらになっていたとしても、お互いが悪影響を与えてしまいます。

 

便秘も高血圧も、生活習慣が引き金となっていることが多いです。

便秘解消方法は、血圧を下げ高血圧を予防するのにも非常に有効です。

 

便秘がちである、血圧が高めなどの自覚症状のある人は、生活習慣を見直してみるのも良いでしょう。