今回の記事では便秘と発熱の関係について紹介していきます。

 

便秘と発熱には、関係が無いと思っていませんか?

もしかしたら、怖い病気が隠れている可能性もあるので注意が必要なんです。

 

なぜ便秘で発熱するのか、どんな病気の可能性があるのか、対策はどうしていけばよいのか、見ていきましょう!

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便秘で熱が出ることがある?

便秘の症状が起こると発熱してしまうことがあります。

便秘と発熱の関係を知らず、風邪でも引いてしまったのかと思う人も少なくありません。

 

便秘によって発熱するメカニズムは大きく2つにわけられます。

①免疫力の低下

1つは腸内環境の悪化から体の免疫力が低下します。

すると、細菌やウイルスなどが増えてしまい、その影響で発熱をしてしまうというものです。

 

便秘によって免疫力が低下するするのは、便秘によって胃腸の働きを邪魔してしまうからです。

食べたものから栄養を吸収する働きが弱まり、充分な栄養を得られないのです。

 

また、腸では身体の70%も免疫を担当しています。

便秘で腸が正常に働かなくなっているので、免疫力が低下してしまうのです。

②有害物質

もう1つの原因は便秘によって腸内環境が荒れてしまい、菌のバランスが乱れて悪玉菌が増加してしまうためです。

 

悪玉菌が増加し、有害物質を発生させて、その有害物質の刺激を受けて発熱するというメカニズムです。

③自律神経の乱れ

便秘によって自律神経が乱れることがあります

これは腸と脳に密接な関係があるためと考えられています。

 

自律神経には私たちの体温を調節する機能がありますが、乱れることによって体温調節がうまくできなくなり、発熱してしまう可能性があります。

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逆に発熱で便秘になることがある

反対に発熱がきっかけとなって便秘になるケースもあります。

こちらの原因は発熱によって体内の機能が全体的に低下することが主なものになっています。

1.胃腸の動きが悪くなる

発熱で苦しいと、体全体がだるくあまり動けない状態になりますが、胃腸でも同じように働きが悪くなり、便を押し出す作用が弱くなってしまうのです。

2.脱水による

また、発熱時は脱水症状になりやすいことも原因として挙げられます。

 

体内の水分が少なくなれば腸内の水分も少なくなり、便がコロコロと硬くなり水分をあまり含まない状態になります。

水分不足にならないよう、熱があるときにはこまめな水分補給をしながら過ごしてください。

3.風邪薬のせい

一般的な風邪薬のなかには成分の作用の関係で便秘を起こしやすくなるものがあります。

 

抗ヒスタミン剤が含まれている風邪薬を飲んだ場合です。

成分に消化器官の動きを抑える作用があるので、発熱の症状は抑えられても今度は便秘になってしまったというケースがあります。

4.自律神経の乱れ

発熱で自律神経の乱れて便秘になっている可能性があります。

 

自律神経は腸の運動や消化に関わる機能も調節しているため、便秘の症状が起こってしまうのです。

 

便秘と発熱の症状があるときには、問題ないこともありますが、病気の可能性もあるので注意しておきましょう!

便秘と発熱が起こる病気

便秘と発熱が同時に起こる病気にはさまざまあります。

大したことのないことが多いですが、放っておかないほうがよいものも。

 

  • 風邪
  • 生理前症候群(PMS)
  • 自律神経失調症
  • 腸炎(食中毒など)
  • クローン病
  • 潰瘍性大腸炎
  • 大腸がん

 

などの医師の診断と早期治療が必要な病気もあります。

 

たかが発熱、たかが便秘と甘く見ず、症状が長引くようであれば1度医師の診断を受ける必要があることも覚えておきましょう。

さらに腹痛、頭痛、吐き気、腹部以外にも痛みがあるなどの場合は病気がもととなっている可能性があります。

便秘と発熱があるときに下剤はちょっと待って

便秘による熱の対処としては、便秘解消しかありません。

でも、すぐに下剤や便秘薬を使用するのは考えものです。

 

薬の種類や体質によってはさらに便秘が悪化し、便秘が悪化することで発熱も解消されないという悪循環に陥る危険性があります。

 

  • 他の薬を飲んでいる
  • 高熱がある(38℃以上)
  • 吐き気がある
  • 頭痛がある
  • 腹痛がある

 

こういった時には、逆に悪化させてしまうことがあるので、飲まない方が良いです。

というよりも、病院で診てもらってください。

もし下剤を飲むなら

どうしても、便秘が苦しくて下剤を飲むのであれば、酸化マグネシウムのものを利用しましょう。

酸化マグネシウムは腸に刺激を与えるのではなく、水分調節で便を出すタイプの下剤です。

 

そのため、副作用が出にくいのがメリットです。

 

  1. 酸化マグネシウムの下剤を飲む
  2. 1日に1.5リットルの水分をこまめに分けて飲む
  3. 乳酸菌を摂る(ヨーグルトなど)

 

まずは、この3つをきちんとしておきます。

 

熱があるときには、胃腸の動きが低下しているので、食物繊維は消化に悪く負担になる可能性があります。

そのため、食物繊維をいっぱい摂ろうと頑張るのはやめておきましょう。

 

これを試しても3日以上出ないのであれば、1度病院で診てもらいます。

 

熱があるときの便秘のときは刺激性の下剤(コーラック、ウィズワンなど)を試すのであれば、医師に相談しておくべきです。

 

刺激性の下剤は慣れがおこったり、腸内環境を悪化させてしまいます。

1度で出たとしてもその後はまた便秘に…と症状を繰り返すきっかけとなり、下剤なしでは便を出すことができなくなるリスクが高まります。

 

下剤や便秘薬についてはこちらの記事を参考にしてみてください。

⇒⇒【便秘薬】下剤の種類と効果は?副作用はある?

便秘と発熱があるときの対策は

便秘と発熱が同時に起こる場合、対処法としていくつかの方法があります。

 

  • 高熱がある(38℃以上)
  • 吐き気が続く
  • 強い頭痛がある
  • 強い腹痛がある
  • 意識がもうろうとする
  • 身体がうまく動かない

まずは、こういったことがあれば病気の可能性があるので病院へ行きましょう。

 

そして、便秘からの発熱であれば、便秘解消をしていくことになります。

酸化マグネシウムの下剤を使いながらでも良いので、しっかりと対策していきましょう。

水分補給しよう

普段から水分の摂取量が少ない場合は、1日に約1.5リットルの水分を摂ることを目標にします。

 

すべてがお水やお茶ではなくてもよいです。

いくつかを便秘に効果が高いとされる白湯や豆乳を活用するのもおすすめです。

 

1.5リットルと言うと大量に感じますが、1回の量をコップ1杯にして飲んでみると案外らくに達成できます。

(1回の量をがぶ飲みというのは、おしっことして出ていくので効果が低下します)

善玉菌を増やそう

便秘になっていると、腸内環境が悪化しているため、善玉菌を増やす必要があります。

善玉菌が増えていると、熱の原因になる悪玉菌が減って、腸の動きも活発になります。

 

食べ物であればヨーグルトが良いのですが、苦手な場合は新ビオフェルミンSを利用してもよいです。

薬局であれば必ずある、乳酸菌の錠剤です。

 

これに加えて、食べ物からは摂りにくいオリゴ糖で腸内の善玉菌を増やすのもおすすめです。

ヨーグルトを毎日食べるより楽です

⇒⇒1日たった79円でするっと出るその秘訣は?

野菜を食べよう

食べ物はダイレクトに便に関わるものです。

野菜が少なく肉が多い高カロリー、高脂質などの食事が多い人は、意識的に野菜の量を増やす努力をしてください。

 

野菜には食物繊維を豊富に含むものが多く、腸内にたまってこびりついた便をからめとって排出する手助けをしてくれます。

 

ただし、熱があるときには胃腸の動きがさらに低下しています。

なるべく消化がよくなるように、サラダなどの生野菜はやめて、スープなど温野菜にしておきます。

(お肉いっぱいや脂っこい物も熱があるときはやめておきましょう。)

 

フルーツにも食物繊維は含まれています。

糖分が多いので、食べ過ぎはダメなのですが1日に1種類のフルーツは摂っていきましょう。

 

昔ながらの和食は全体的に胃腸の働きを活発化させる成分を多く含むものが多いので、和食をメニューの中心にするのも良い方法です。

大豆を使った納豆、とうふ、味噌汁などは日本人に馴染み深く、また野菜との相性が抜群なのも高ポイントです。

運動もしよう

適度な運動を日々にとり入れると、ストレスの解消や全身を温める効果による内臓の動きが活発になります。

 

内臓は温度が1℃上がるだけで機能性が格段に上がると言われ、その効果から免疫力を高める作用も期待できます。

 

運動することで寝付きが良くなるため、夜更かしや睡眠不足、寝付きの悪さに悩んでいる人にもおすすめです。

睡眠は自律神経の正常な働きの維持にも関係しているので、便秘にも関係しており、きちんと充分な時間を寝て過ごすことが大切です。

まとめ

便秘と発熱の関係については分かったでしょうか。

どちらも大きな影響をしています。

 

なかには怖い病気が隠れていることもあるのは、きちんと頭の中に入れておくべきです

病気じゃないか!?と気になるくらいなら早めに病院へ行くようにしましょう。

 

そして、便秘がひどい時には普段からしっかり解消するための対策をしていくようにしましょう。

他にも便秘解消のことを詳しく書いてあるので参考にしてみてください。

⇒⇒私はこうやって便秘を解消した!!