便秘になっていると大腸がんになりやすい

これって本当なのでしょうか?

 

  • 大腸がんが便秘と関係あるのか
  • 大腸がんの初期症状は?
  • 大腸がんになってしまう原因は?
  • 大腸がんを早期発見するには

 

今回の記事では大腸がんについて気になることをまとめてみました。

スポンサードリンク

大腸がんってどんな病気?

大腸がんは名前の通りですが、大腸にできたものです。

男性に多いがんの種類

  • 第1位 胃がん
  • 第2位 大腸がん
  • 第3位 肺がん

女性に多いがんの種類

  • 第1位 乳がん
  • 第2位 大腸がん
  • 第3位 胃がん

 

男性、女性ともに大腸がんは第2位という結果があります。(年によって変動はします)

そして、40代から発生する確率が一気に上がるため、検査で早期発見が大事です。

 

大腸がんで死亡する人の割合は年々増えているという統計があります。

これは食生活の変化によるものと考えられています。

スポンサードリンク

大腸がんの初期症状

大腸がんの死亡率が高い理由の1つとして初期症状が非常に分かりにくいのが1つの原因です。

気づかないまま症状が進行する点が厄介なところです。

 

下痢や便秘、出血などが初期症状の代表です。

これだけだと、大腸がんだと思わない人も多いため見逃す可能性が高いのです。

 

大腸がんの初期で発見するためには、1年に1回以上は検査をしていく必要があります。

大腸がんが進行したときの症状

症状が進行した時の代表的な症状は

  • 便が細くなる
  • 腸閉塞によりお腹に強い痛みを感じる
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 食欲不振

などです。

 

がんの進行により転移のリスクも増します。

 

転移しやすい肝臓は症状が出にくいため、この段階でも気づけないケースもよくあります。

他には肺に転移するケースもそれなりに多く、呼吸困難などの症状が見られることもあります。

便秘が続いても大腸がんにならない?

便秘が原因で大腸がんになってしまう。

これは長い間、関係ある、関係ないというのが議論され続けています。

 

国立がんセンターの研究で、『便秘で大腸がんになることはない』ということが発表されました。

この研究は、1日1回出る人、2~3日に1回出る人では大腸がんになる確率は同じという結果だったのです。

 

その後に東北大学の研究所によると、『便秘で大腸がんになる可能性が高くなる』と発表しています。

この研究は、1日1回出る人、1日に1回出ない人では大腸がんになるなる確率が3割くらい高いという結果でした。

(追跡調査が必要とも言っています。)

 

まだまだ、これから新たに発表されるかもしれませんが、今の段階ではどちらとも言えないようです。

参考:東北大学社会医学講座

大腸がんのリスクをあげる生活習慣

大腸がんのリスクを高めてしまう生活習慣はいくつかります。

①ストレス

ストレスは大半の病気に悪影響を与えます。

とくにストレスにより免疫力が低下してしまうためです。

②運動不足

日々の運動が大腸がんのリスクを下げるということが発表されています。

デスクワークが多い人ほど、大腸がんになりやすいことも分かっています。

③肥満

BMIが27以上だと大腸がんになるリスクが高くなることが分かっています。

④食生活

欧米型の食生活になって大腸がんが増えたとも言われています。

脂っこい、肉中心、野菜不足、魚不足は大腸がんのリスクを高めます。

⑤お酒

お酒の飲み過ぎはがんのリスクを高めるということが分かっています。

⑥タバコ

タバコと言えば肺がんと思うかもしれませんが、発がん性物質を身体の中に取り込んでいます。

そのため、タバコを吸う人は吸わない人よりも6~7倍くらい大腸がんになる確率が高くなります。

⑦遺伝

大腸がんになりやすい遺伝子というのはあるので、身内が大腸がんになったことがある場合は要注意。

⑧下剤

便秘に悩まされている人にとって頼りになる存在が、気軽に購入できる下剤です。

この下剤が大腸がんに影響を与えるという研究があります。

 

下剤を使う人は使わない人よりも3割ほど大腸がんになる確率が高いという結果が出ています。

下剤はそれだけでなく、依存性が高く、副作用も強いため、長期的に使うものではないです

 

便秘が長引くこと自体は大問題なので下剤を使用するという選択肢はあります。

ただし、あくまで最終的な手段としましょう。

 

下剤を再び使用しなくてもよいよう自力で排便できる身体に変えていくようにしましょう。

参考:東北大学社会医学講座

腸内環境を整えるとがん予防につながる

上に書いた生活習慣の改善も予防するためには必要です。

それと同様に腸内環境を整えることも重要なポイントです。

 

腸には身体の中の免疫の70%が集まっています。

つまり、腸内環境が良いことで免疫力がアップするのです。

 

腸内の善玉菌を増やして、悪玉菌を減らすというのはがん予防にも重要なことです。

結局は便秘を改善することは、大腸がんの予防にもつながるということ。

 

便秘解消して腸内環境を整えるためには、①食物繊維②乳酸菌③オリゴ糖の3つが有効です。

 

とくにおすすめはオリゴ糖です。

自分の腸の中に住み着いている善玉菌を増やす効果があるからです。

 

興味がある方はこちらの記事を参考にしてみてください。

⇒⇒オリゴ糖の便秘解消の効果がすごい!おすすめのオリゴ糖は!

 

大腸がんの治癒率は?

大腸がんにかかってしまった場合の治癒率は、5年生存率というデータがあります。

5年生存率とは、がんの治療を始めてから5年以内にどれくらいの割合で患者さんが生存しているかを表した数字です。

 

大腸がんの進行するステージでかなり変わります。

  • ステージ1は生存率はおよそ89%
  • ステージ2だとおよそ80%です。
  • ステージ3だとおよそ73%
  • ステージ4ではわずか16%

 

ステージが進行すればするほど、治癒率が低くなっていきます。

大腸がんの再発率は?

再発率は大腸がんの種類によっても異なります。

 

結腸がんの場合の再発率はおよそ14%です。

肝臓に再発するケースが半分を占めているのが大きな特徴です。

 

直腸がんの場合は再発率がおよそ24%

こちらは肺や肝臓、大腸内の3つに再発しやすいという特徴を持っています。

大腸がんを早期発見するには

大腸がんを完治させるためには早期発見が重要なのです。

便潜血検査

検査方法としてはまず便潜血検査があります。

大腸がんができているなら便に出血が見られ、これを確認するための検査です。

 

便を採って提出するだけの検便で、非常にお手軽な検査方法です。

大腸内視鏡検査

便潜血検査で出血が確認された場合には、精密検査に進みます。

これは、大腸がんがあるのかどうかを大腸内視鏡検査で確認します。

 

このパターンで早期に大腸がんが見つかれば、早期治療で治りやすいです。

なるべくなら積極的に便潜血検査を受けてるようにしましょう。

 

病院で大腸がんの検査をしてほしいと依頼した場合も、大腸内視鏡検査になることがほとんどです。

大腸がんの治療法

一般的に、がんは状態によってステージ0からステージ4に分類されます。

ステージが上がるにつれて治療が困難になります。

 

ステージ0や程度が軽いステージ1の場合

⇒⇒内視鏡での切除で対応するのが普通。

 

大きさなどの状態によっては内視鏡での対応が難しいケースもあり、その場合は開腹手術で切除します。

 

ステージ1でも進行している、ステージ2以降

⇒⇒手術による切除が用いられるのが普通です。

 

そして開腹手術、腹腔鏡手術でがんを切除して、手術後には抗がん剤治療や放射線治療などの化学療法も行います。

がんは再発しやすいのも大きな問題なので、再発を防ぐための治療も非常に重要なポイントです。

 

まとめ

大腸がんのことは分かったでしょうか。

便秘で大腸がんになりやすい、なりにくいというのはまだまだハッキリしていないことが多いようです。

 

ただ、便秘になって腸内環境が悪化しているというのは、身体に悪い状態というのは間違いありません。

身体に必要のない物は早く出してしまう必要があります。

 

大腸がん検査は毎年行い、便秘も解消していくようにしていきましょう。