みかんには便秘を解消したり、ガン予防になったりと健康に良いたくさんの効果があります。

今回の記事では、みかんのことを詳しく紹介していきます。

 

効果的な食べ方や注意点もあるので気をつけて食べましょう!

みかんのすごい⑧つの効果!

みかんって美味しくて食べやすい果物の代表なのですが、これには驚くべき効果がたくさんあることが分かっています。

①みかんは便秘に効く

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みかんにはいろいろな効果を持っていますが、便秘を解消する効果も持っています。

みかんが便秘に良い理由は2つあります。

(赤ちゃんに対するみかんで便秘対策については1番最後の方に書いています)

ペクチン

みかんが便秘解消に効くと言われている主な理由は、みかんの薄皮や白い筋に多く含まれる「ペクチン」のためです。

ペクチンとは野菜や果物の組織同士を繋ぎ合わせる役割をする水溶性食物繊維のことです。

 

水溶性食物繊維は腸内で便に水分を与えて便を柔らかくして、さらに腸内の善玉菌の餌となってくれるため、腸内環境が整い便秘解消へと繋がるのです。

ビタミンC

腸内は常に善玉菌と悪玉菌が勢力争いをしており、善玉菌が優勢だと腸内は健康に保たれ便通も正常になります。

しかし、悪玉菌が優勢だと有毒物質が発生し排泄機能も邪魔される、つまり便秘になります。

 

みかんに多く含まれているビタミンCは、腸内で乳酸菌の餌となって善玉菌を優勢にさせます。

このため腸内環境が整い、便秘が解消されるというわけです。

②みかんは風邪予防になる

みかんを食べると風邪をひかないと昔から言われますが、その主な理由はみかんに含まれるビタミンCによるものです。

 

ビタミンCには抗酸化作用と免疫機能の1つである白血球の働きを助ける作用があると考えられており、免疫力が向上することから風邪やインフルエンザ予防に良いと言われています。

③みかんは血管を強くする

みかんの皮や白い筋にはフラボノイドの1つであるヘスペリジンというポリフェノールが多く含まれています。

 

ヘスペリジンはビタミンCと共に毛細血管を細菌やウィルスから守り、ビタミンCの消耗を防ぎ、末梢血管を強くしなやかに保つ働きがあることが分かっています。

このため、高血圧や動脈硬化など、血管に関係した疾患の予防や改善効果が期待されています。

④みかんで疲労回復

スポーツや労働で体に疲れを感じるのは、筋肉や肝臓に蓄えられているグリコーゲンと呼ばれる糖が消費されるためです。

 

みかんにはグリコーゲンを素早く回復させるクエン酸と糖が多く含まれているため、疲労回復効果や疲れにくい体にする効果があります。

また、疲労回復に役立つ別の栄養素であるビタミンB1も100g中0.9mg含まれており、みかんを1日2個食べれば必要摂取量の20%ほどを補えます。

 

クエン酸、糖分とビタミンB1が豊富に含まれていることが、みかんが疲労回復に良いと言われている理由です。

⑤みかんで骨粗しょう症の予防

骨粗しょう症予防と言えばカルシウムですが、実はカルシウムを含まないみかんにも骨粗しょう症予防効果があることが最近の実験で明らかになりました。

 

みかんに多く含まれる「β-クリプトキサンチン」と呼ばれるカロテノイド色素が骨粗しょう症に良いと考えられています。

これをを多く摂取した人は骨粗しょう症リスクが低くなります。

 

また血中β-クリプトキサンチンレベルが高ければ高いほど骨密度が高いことが分かったのです。

 

まだまだ、研究段階なのですが、みかんに含まれているβ-クリプトキサンチンが骨粗しょう症予防に期待されているのです。

⑥みかんでガン予防

みかんには2種類の抗がん物質が含まれていることが最近の研究で明らかにされました。

 

1つは「β-クリプトキサンチン」と呼ばれる色素の一種です。

  • 発がんのきっかけとなる活性酸素を防ぐ抗酸化物質としての働き
  • 活性酸素の1つである一酸化炭素の発生を抑制する作用
  • 身体の中で生じる強い発がん性物質を、速やかに代謝させ無効化する作用

こういったがん予防効果があるという研究結果が出ています。

 

みかんなどの皮に含まれる「オーラプテン」という成分にも抗酸化作用があり、抗がん作用をもたらすことが分かっています。

⑦みかんで肝臓を助ける

調査研究により、みかんに含まれる「β-クリプトキサンチン」には肝臓機能を助け、肝障害を予防する働きがあることも分かりました。

 

この調査によると、β-クリプトキサンチンの血中レベルの高い人ほど、アルコール性肝障害の指標となるγ-GTP値の数値が低いことが判明しました。

さらに、高血糖による肝機能障害のリスクも低いことが明らかになったのです。

 

β-クリプトキサンチンは初期段階の肝機能低下に有効なのではないかと考えられています。

⑧みかんでダイエット

みかんがダイエットにも効果的と言われているのは、みかんの内皮に多く含まれている「ペクチン」という成分のためです。

 

ペクチンは食物繊維の一種なので腸内で善玉菌の餌となって加勢し、腸内環境を整えます。

これにより便秘や宿便が解消されてデトックスされ、代謝の良い、つまり痩せやすい体になるというわけです。

 

またペクチンにはコレステロールの吸収を抑制する効果もあり、これもダイエットに良いと言われる所以です。

みかんの皮は捨てないで

マーマレードに使われる以外に食べられることがなく捨てられてしまうことの多いみかんの皮は、実は食べられる部分よりも栄養豊富です。

 

皮には実の約3倍のビタミンCを含み、ペクチンと呼ばれる食物繊維は約4倍、ビタミンPは何と10倍も多く含まれています。

 

ビタミンCの抗酸化作用や食物繊維の整腸作用・コレステロール濃度抑制する効果があります。

また、あまり知られていないビタミンPにも毛細血管を強くして動脈硬化や高血圧などを予防する働きがあり、健康に欠かせない栄養素です。

 

また皮膚や粘膜を強くするカロテンも、皮に多く含まれています。

 

だけどいくらなんでも外の皮は・・・と抵抗のある人は、焼きみかんを試してみてください。

焼くことでみかんの香りは消えますが、味は濃縮してより甘くなり、皮も食べやすくなります。

 

ただし、皮を食べる際には農薬に注意し、よく洗ってから食べるようにしましょう。

みかんの食べ方

みかんの薄い皮や白い筋、更には1番外側の固い皮の部分にまでタップリ栄養素が詰まっています。

 

実だけ食べて後は捨てる・・というのは勿体ないと思いませんか?

食感は悪くても薄皮や白い筋は残さずに一緒に食べるのがお勧めです。

とくに便秘解消したいのであれば、白い筋なんて捨てていてはダメですよ!

 

1日に食べるみかんの量は2~3個までにしておきましょう。

そこまで、悪影響はありませんが、問題が出ることもあります。

みかんの食べ過ぎは悪影響

みかんは体を冷やす食品なので、冷え性の人や膀胱炎を起こしやすい人などは食べ過ぎに注意してください。

 

みかんは食べ過ぎると体を冷やしてしまうため要注意ですが、手が黄色くなってしまう「柑皮症」と呼ばれる症状も起こります。

これはみかんに含まれているβカロテンの血中濃度が高くなって、その色素が皮膚に沈着したものです。

 

カロテンは脂溶性なので特に脂質の多い角質部分に付着するため、みかんを食べ過ぎると特に手のひらの黄色が目立ちます。

見た目がちょっと・・・と気になる人は注意しておくべきですが、身体的な害は無く、βカロテンの摂取を控えればすぐに治ります。

 

また、そこまで多くはありませんが、中くらいのみかん1個あたり35kcalあるので、食べ過ぎで太らないように注意しましょう。

まとめ

みかんが持っている驚くべき効果は分かりましたか?

  1. 便秘解消
  2. 風邪予防
  3. 疲労回復
  4. 血管を強くする
  5. 骨粗しょう症予防
  6. ガン予防
  7. 肝臓の手助け
  8. ダイエット

 

こんな8つの効果を持っています。

旬なシーズンでは、毎日食べたいですね。

赤ちゃんにもみかんは便秘対策

赤ちゃんは、特に離乳食に切り替わった際に水分不足となり便秘になることがあります。

そんな時に便秘を解消してくれるのが、みかんなのです。

 

みかんに含まれる食物繊維ペクチンが整腸作用を及ぼしてくれるのは上に書いた通りですが、加えてみかんに含まれる果糖は浸透圧が高いため、腸管内に水分を集めてくれます。

この効果で便秘を解消することが出来るのです。

 

与える場合は、生後6か月後の離乳食が始まってからです。

最初は薄皮を取り除いてすりつぶしたものを与えるようにしましょう。

 

薄皮まで食べられるようになるのは、離乳食の固形物が食べられるようになってからです。

注意しておくことは、離乳食までは与えないほうがよいと現在では考えられている点です。

おじいちゃん、おばあちゃんがみかん果汁を与えようとするのはちょっと待ちましょう。

 

昔は粉ミルクにビタミンが配合されていませんでした。

これを補うために、みかんなどの果物果汁を与えていたのです。

 

これのなごりから、果汁を与えるのが普通で、必要、当たり前という考えを持っている人がいます。

現在では、生後6か月間は果汁を与えるべきではないとされています。

(果汁を与えてミルクが減ると、逆に栄養不足になるためです。)