つわりの症状はいくつかありますが、吐き気があるのはとてもつらいものです。

そんな時に、多くの人が便秘にも悩まされることが多いです。

 

つわりの時には便秘が起こりやすい理由があるためです。

今回の記事では『つわり』と『便秘』の関係と対策について紹介していきます。

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つわりって何?

つわりとは妊娠初期に発生する不快症状を言います。

妊婦の方の半数以上が経験するとされている点が特徴です。

 

  • 吐き気や嘔吐などの『吐きつわり』
  • 空腹になると気分が悪くなる『食べつわり』
  • ニオイに敏感になってしまう『においつわり』

などが起きる可能性があり、食欲不振や、食べ物の好みの変化が起きたりします。

 

つわりがどうして起こるのかははっきりとわかっていません。

妊娠によるホルモンの変化が影響していると考えられています。

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つわりで便秘になることは多い

つわりが起こることで便秘になることは多いです。

これにはいくつか理由があります。

①食べる量が減る

  • いつでも吐き気がする
  • 決まった食べ物しか食べられない

こんなつわりの症状がある人は食べる量がどうしても減ってしまいます。

また、吐いて食べたものを出してしまうこともあります。

 

便というのは食べ物からできています。

食べる量が減る、吐いてしまえば便の量も少なくなるでしょう。

 

便が少なくなると、腸の中を移動するときの刺激が減るため、腸の働きが鈍くなるのです。

②水分不足

つわりにより吐いてしまうと、水分まで体外に排出されてしまいます。

水分が不足すると、硬い便となり排出されにくくなってしまうことも原因です。

③運動不足

つわりでダルさがあり動けなくなるケースがあります

すると運動不足となり、腸の働きをも鈍らせてしまいます。

④善玉菌が減る

つわりでずっと吐いていると、腸内にいるビフィズス菌などの善玉菌のエサも一緒に排出されます。

何度も嘔吐していれば消化器官も疲れてしまうでしょう。

 

すると、腸内に悪玉菌が増殖してしまい、善玉菌は減るため腸の動きが低下していきます。

⑤ストレス

つわりから来るストレスも便秘を引き起こします。

腸と脳は神経が繋がっていて、脳がストレスを受けると腸がすぐに反応をしてしまうからです。

⑥食べ過ぎ

食べてないと気持ち悪い『食べつわり』の時は食べ過ぎて、胃腸に負担をかけるため腸内環境を悪化させます。

 

また、脂っこいものばかり食べたり、野菜を食べなかったり食事のバランスが崩れることも腸内環境に悪影響です。

妊娠初期はホルモンの関係で便秘になりやすい

つわりのせいで便秘になりやすいのですが、そもそもホルモンの関係で妊娠初期は便秘になりやすい時期です。

 

妊娠をすると、『黄体ホルモン』という女性ホルモンの分泌量が増加します。

黄体ホルモンがあるために母胎が守られて安全に妊娠や出産ができるのです。

 

  • 水分を体内に溜め込む
  • 流産防止のために子宮筋の収縮を抑える
  • 食欲不振になりやすい

などの作用もあるため、便秘になりやすくなるのです。

つわりの時の便秘の対策

①水分はしっかり

水分を意識して摂るのは必須です。

つわりで吐いていなくても、1~1.5リットルくらい飲むようにしましょう。

 

もし水を飲んでも吐いてしまう場合には少しずつ飲むのがポイントです。

コップから直接飲まずに、ストローを使い飲むと一度に飲む量も抑えられます。

 

もし飲めるのであれば、硬水のミネラルウォーターがおすすめです。

⇒⇒ミネラルウォーターがなぜ便秘に効く?選び方と飲み方は?

 

ただの水が飲みにくいのであれば、炭酸水にしたり、レモンを加えてみたり飲みやすい物を探してみましょう。

②少しずつ食べる

つわりだと一気に多くの食事をすると悪化しやすいものです。

つわりの時には時間に関係なく、食べられるものを食べられる時に食すのがベストです。

 

食べなければいけないと思うと、それがストレスになり、かえってつわりも悪化してしまいかねません。

③食物繊維

食物繊維は膨らみ、便を大きくして腸の運動を促進してくれます。

つわりにより少量しか食べられないなら、積極的に食物繊維を摂ってみましょう。

 

野菜が食べられないならドライフルーツがおすすめです。(カロリーに注意)

また、味付けを変えたりして食べられるものを探してみましょう。

④オリーブオイル

便秘に効果が期待できるオリーブオイルは、妊婦の方も安心して利用できます。

 

便が柔らかくなってより滑りやすくしてくれます。

腸を刺激することによって、蠕動運動を活発にしてくれます。

 

調理に利用したり、料理にかけてそのまま食べるのもOKです。

加熱しないときにはエクストラバージンオイルを選びましょう。

1日にの量は多くても大さじ2杯くらいまで。

⑤乳酸菌

便秘になると腸内の善玉菌は減って、腸の動きが低下していきます。

これを止めるためには、善玉菌のエサになる乳酸菌を積極的に摂る必要があります。

 

1番良いのはヨーグルトを毎日200グラムくらい食べることです。

つわりで食べられない場合には、サプリメントを利用してください。

 

ヨーグルトよりも多くの種類と数の乳酸菌摂ることができます。

⇒⇒☆1粒に500億個☆ヨーグルトの5倍以上の乳酸菌!

⑥便秘薬

妊娠中に薬を飲むことに、胎児への影響などを考えて、不安だと思う方もいるかもしれません。

しかし、中には妊婦の方が飲んでも問題のない薬もあります。

 

さほど身体に負担がなく、胎児への影響も少ないのは『酸化マグネシウム』や『ピコスルファートナトリウム』です。

酸化マグネシウム

酸化マグネシウムは、以前より産婦人科で処方されている安全な薬です。

腸の中に水分を集めることで、便を柔らかくする効果があります。

ピコスルファートナトリウム

ピコスルファートナトリウムは、大腸を刺激して動きを活発にします。

 

どちらの薬も市販されていますが、利用してみたい場合は師に必ず相談してください。

とくにピコスルファートナトリウムは子宮を刺激するとも言われており、流産の可能性があると説明に書かれているものもあります。

つわりの吐き気を抑える方法は?

吐きつわりの吐き気を抑える

吐き気がして食べられない『吐きつわり』では、食べられそうなときに。食べられるものを、食べれる量だけ食べましょう。

こまめに食べて栄養を摂るようにしていきます。

 

匂いで吐き気が起こるときには、吐き気を起こす匂いのものには近づかない。マスクをしておくのが基本です。

 

温かい食べ物は匂いが強く出るため、ゼリー、豆腐、そうめん、アイスや凍らせたフルーツなど冷たい物も試してみると良いでしょう。

ただし、冷たい物ばかりでは身体が冷えるので、温かい飲み物も利用します。

 

また、ビタミンB6が吐き気を抑える効果があります。

肉や魚に豊富に含まれていますが、食べられないときはサプリメントで。

食べつわりの吐き気を抑える

食べていないと気持ち悪くなる『食べつわり』の場合は、1回の食事の量を減らします。

そして、食事の回数を増やすと良いでしょう。

 

とにかく、食べつわりはカロリーオーバーに注意したいので、ガムや飴なども利用しましょう。

便秘が悪化して吐き気が出ることも

便秘を放置しておくと、食べたものが腐敗してガスを発生させて、腸内に充満してしまいます。

腸内が便や有害物質でいっぱいになってしまうと、身体がどうにかして体外に排出させようとするのです。

 

しかし、便が詰まり出てこない状態では、血中にガスが取り込まれ、汗と共に排出されます。

 

それでもまだ有害物質を出し切れない場合は、上から出そうとすることで、吐き気を催すのです。

3日間便秘が続くようであれば、注意しましょう。

 

妊娠中の便秘対策をまとめています

⇒⇒妊娠中の初期~後期で起こる便秘の原因と予防策とは!

まとめ

つわりがあるときに便秘になりやすい理由は分かったでしょうか。

  • 食べる量の変化
  • 水分不足
  • 運動不足
  • 善玉菌の減少
  • 食事バランスの乱れ

こういった理由から便秘が起こりやすくなっていました。

 

つわりがあるときの便秘対策は

  • 水分をしっかり
  • 少しずつ食べる
  • 食物繊維
  • 乳酸菌
  • オリーブオイル
  • 便秘薬(医師に相談してから)

もし身体が動かせるのであれば、ゆったりした気持ちで無理をせず、ウォーキングしたりするのも効果があります。

 

つわりは大変ですが、一生続くものではないので乗り切っていきましょう!