便秘に良いと言われている食材はたくさんありますが、こんにゃくも良いと言われます。

いったいなぜ、こんにゃくに便秘解消の効果があるのでしょうか

 

また、食べ方に注意しないと便秘を悪化させることがあるので注意が必要です。

今回の記事では、便秘とこんにゃくの関係について紹介します。

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こんにゃくの栄養は

こんにゃくは低カロリーで独特な食感が好きという人も多い食材です。

 

こんにゃくに含まれる栄養はいくつかあります。

  • ナトリウム
  • カリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛
  • 食物繊維

栄養素として含まれています。

 

しかし、こんにゃくに含まれているミネラル類栄養素の量はごくわずかで、期待できるようなものではありません。

こんにゃくで注目すべきは、食物繊維の含有量です。

 

こんにゃく100グラム当たりに含まれる食物繊維は、3.0グラムです。

スーパーで売られている板こんにゃくは1枚250グラムなので、7.5グラムの食物繊維が含まれています。

 

野菜不足によって便秘になっているかも…という心当たりのある人は、こんにゃくから食物繊維を摂取するのも良いですね。

こんにゃくで採れる食物繊維は不溶性

食物繊維には『水溶性食物繊維』と『不溶性食物繊維』の2種類があるのは知っていますか?

 

こんにゃくは、不溶性食物繊維に分類されます。

不溶性食物繊維

こんにゃくに含まれている不溶性食物繊維は、水分を吸収しやすいという特徴があります。

 

水分を吸収しまくって、その大きさは数倍にも膨れ上がります。

すると、ウンチが大きくなるのです。

 

大きくなったウンチは、大腸の腸壁を刺激するので大腸の動きが活発になります。

ウンチがしっかり運ばれるようになるので、便秘解消することができます。

 

また、腸内の善玉菌を増やして腸内環境を整える作用も持っています。

こんにゃくの持つ『グルコマンナン』はもともとは水溶性食物繊維です。

しかし、こんにゃく芋からこんにゃくが製造される過程で、凝固剤(水酸化カルシウム)が使われます。

 

これによって、食物繊維が水溶性から不溶性へと変わるのです。

一般的にスーパーなどで市販されているこんにゃくには水溶性食物繊維ではなく、不溶性の食物繊維が含まれています。

こんにゃくの食べ過ぎで便秘が悪化する?

こんにゃくが便秘解消に効果があるとは言え、食べ過ぎてしまうと便秘が悪化してしまうことがあります。

 

こんにゃくの食物繊維は水分を吸収するという特徴があります。

水分を多く摂る人は良いのですが、水分をあまり摂らない人の場合、腸内の水分が不足しウンチが硬くなってしまうのです。

 

硬くなったウンチは腸内を移動することが出来ないので、体の外に排出されず便秘になってしまいます。

また、すでに便秘気味であるときには、大腸の中にウンチが溜まっています。

ここでこんにゃくを食べ過ぎると、大腸に溜まっているウンチから水分を奪ってしまうので、余計に動きが悪くします。

 

すでに、便秘気味であれば、こんにゃくをいっぱい食べて便秘解消しようとするのは避けるべきです。

 

もう1つ注意すべきは、よくお腹が痛くなる人です。

大腸が痙攣してしまって便秘になっている人は、不溶性の食物繊維で便秘が悪化してしまいます。

 

もし、あなたが食後、緊張したとき、ストレスを感じたときなどお腹が痛くなることが多いなら、こちらの記事を参考にしてみてください。

⇒⇒なぜストレスで便秘になってしまう?その原因と対策!

こんにゃくを食べる時の注意点

便秘解消のためにこんにゃくを食べるのであれば、食べる量にも気をつけなければなりません。

 

1日に多くても、250gグラムまでにしておくべきです(板こんにゃく1枚分)

そして、こんにゃくを食べる量が増えるようであれば、水分をいつもより多めに摂るよう心がけましょう。

 

こんにゃくは食物繊維は多いのですが、栄養はほぼありません。

これだけでなく、野菜からも食物繊維を摂って栄養不足にならないようにしましょう。

 

薬でもお酒でも、なんでもそうですが、体に良いとされるものでも、適度な量を摂取するということが重要です。

 

こんにゃくゼリーは水溶性食物繊維が豊富

こんにゃくが本来持つグルコマンナン、水溶性食物繊維を摂取したいならこんにゃくゼリーから摂取すると良いでしょう。

 

こんにゃくゼリーに含まれる食物繊維は水溶性なので、腸内で溶けて溜まったウンチを一緒に絡めとりながら排出を促してくれます。

しかも、このドロドロに溶けた食物繊維は、腸内善玉菌のエサとなるので、腸の蠕動運動を促す効果も期待できるのです。

 

こんにゃくゼリーの中には、『お腹の調子を整える」ことで特定健康用食品の認定を受けているものもあります。

こんにゃくゼリーを上手に活用して便秘解消に効果が得られると良いですね。

ただし、こんにゃくゼリーも摂取量には気をつける必要があります。

美味しいからとついつい食べ過ぎてしまうと、腸内の便に必要以上の水分が加わり軟便や下痢になってしまう可能性もあるのです。

 

こんにゃくゼリーのパッケージに記載されている1日当たりの摂取量を守って食べるようにしましょう。

 

こんにゃくゼリーは体に負担がかからないので、子供の便秘やお年寄りの便秘にも効果的です。

小さな子供、高齢の人にこんにゃくゼリーを食べるときは、喉に詰まらせてしまわないようカットしてからあげるなどの配慮をしておくとより安心ですね。

(実際に喉に詰まらせて死亡する事故は起きています)

 

最近では、小さくカットされたこんにゃくゼリーも市販されているので、食べる人に合わせてどのゼリーにするか決めるのも良いでしょう。

まとめ

こんにゃくが便秘解消に効果があることは分かったでしょうか?

とにかく含まれている食物繊維によってお腹の調子を整えてくれます。

 

いつもの食事に1つ食材を加えるなら、こんにゃくを利用するというのは便秘にとって良いことです。

食べ過ぎ、頼りすぎにならないように、上手に使ってみましょう。